>>86 追加情報

フランスも同様に、厳しく禁止する弊害よりも、規制緩和した方が、
使用者本人、社会に与える実害が少なくなると思っている。

世界の大麻政策は厳しい禁止政策から、コペルニクス的パラダイムシフトの時代に入った。

フランス、大麻使用の罰則大幅緩和へ 禁錮刑廃止、罰金引き下げ 2018年1月26日
http://www.afpbb.com/articles/-/3160017

フランス政府は25日、大麻使用に対する禁錮刑を廃止するとともに、罰金額を大幅に
引き下げ、その場で徴収する形に変更する方針を発表した。警察の負担削減が狙い。

フランスの大麻使用率は欧州諸国でも特に高く、約70万人が大麻を常用していると
推定されている。一方、同国の大麻使用者への処罰は欧州で最も重い部類に入り、
最高で3750ユーロ(約50万9000円)の罰金と1年の禁錮刑を科している。ただ実際には、
使用者の大半が警告を受けるのみで処罰を免れている。

フランスのジェラール・コロン内相は、エマニュエル・マクロン大統領が昨年の
大統領選で掲げた公約通り、大麻使用に対する罰金処分を簡素化する方針を表明。
一方で「大麻使用の合法化はしない」と述べ、再犯者や大麻取引の容疑者については
刑事訴追もあり得ると警告した。

仏政府は、議会がまとめた報告書での勧告に基づき、違反者にその場で150〜200ユーロ
(約2万〜2万7000円)の罰金を科す新規定を導入する予定。フランスでは近年、
大麻合法化の是非が頻繁に議論されているが、賛成派に対しては、犯罪へ寛大な
姿勢を批判する声が上がっている。