>>123 つづき

参加者

この分析には、18〜55歳の成人(853名)および14〜18歳の青年(439名)の、
アルコールおよび大麻の使用が含まれている。

測定値

従属変数は、アルコール使用の主な予測因子(アルコール使用障害識別テスト(AUDIT)スコア)
および大麻使用(過去30日間の使用)を有する、GMボリュームまたはWM完全性であった。

所見

アルコール使用は、成人のGM量との負の関連(ηp 2 = 0.028-0.145、 P <0.001)の
大きなクラスターを示し、青少年の間では少なかった(1クラスター;ηp 2 = 0.070、 P <0.05)。

大規模なクラスターは、WMの完全性がアルコール使用に有意な関連性
(ηp 2 = 0.050-0.124、 P <0.001)を示したが、青少年はアルコール使用とWMとの
間に有意な関連を示さなかった。

成人または青年における構造的測定値と過去30日間の大麻使用には関連が認められなかった。

結論

アルコール使用の重症度は、成人の広範囲にわたる灰白質体積および白質の完全性、
および青少年の灰白質のより低い容積に関連する。