【マハトマ・ガンジー:塩の行進】

1930年、イギリス植民地政府は塩を専売制にして、インド人に製塩を禁止していた。

マハトマ・ガンジーは、製塩の為にグジャラート州アフマダーバードから同州南部
ダーンディー海岸までの約386kmを行進し、抗議活動を行った。

23日後、海岸に辿り着いたマハトマ・ガンジーは、海水を汲み火を焚いて人々と共に製塩を行った。

イギリスの警官隊はこれを武力で鎮圧した。

反対派は、『悪法もまた法なり』、『法を守らね奴らは許せない』と言う。
しかし、不当で理不尽な悪法は、法の尊厳性、遵法精神、政府の信頼性を貶める。

反対派は、法を犯して塩を作ったガンジーを、『法を犯した極悪人』と糾弾するが良い。