グラフの出典元を隠していたから、おかしいと思って調べてみたら、
案の定、強硬なアンチ大麻合法化団体『Rocky Mountain HDT』からの盗用だった。

『Rocky Mountain HDT』は、大麻との因果関係を明らかにせずに、『因果関係を示せ』と
言われると、『因果関係は分からない。ただデータを出しただけだ』と逃げ回っている曰く付きの卑劣な団体だ。

しかも、タイトルには『Hospitalization = 入院』と大きく書かれているのに、下には注訳で
小さく『Visits = 訪問で可能性がある』と卑劣な印象操作をしている。

その元ソースには、緊急治療室への来診増加は、大麻とは因果関係が明らかでない事が明記されてている。

因果関係が明らかでない事を、さも因果関係がありそうに捏造する奴は馬鹿だ。

ここで明確にしておきたい。これらの数値は、カルテに大麻使用と書かれているだけで、合法に
なったから医師に告白する人が増えたのか、または、合法になったから大麻反応を検査する
分母が増えたのか、もしくは、大麻使用と治療の関係があったのかは明らかではない。

コロラド州・大麻報告・合法化後の病院訪問の増加が明らかに
http://abcnews.go.com/Health/colorado-marijuana-report-reveals-increase-hospital-visits-legalization/story?id=38514764

緊急治療室への来診は、2014年1月1日以降、2010年から2013年の間に、
10万人の患者当たり平均739人から、10万人当たり956人に増加した。

著者は大麻の曝露と幻覚剤中毒を特定するために病院で使用される特定の
請求コードを使用した。

彼らは、大麻の曝露が患者が病院で治療された主な理由であることを、
これらのコードが証明していないことを明確にした。

「これらのコードの使用は、来院が大麻の曝露によって動機付けられることを
意味するのではなく、単にそれが可能性であることを意味する」と研究者らは述べた。