★医療大麻解禁や嗜好用合法化によって、オピオイド乱用問題を改善できるかどうかについて

慢性非癌性疼痛処方オピオイドを有する人々における大麻使用の効果:
4年間の前向きコホート研究からの所見 2018年7月1日
https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(18)30110-5/fulltext?code=lancet-site
Cannabis use was common in people with chronic non-cancer pain who had been prescribed opioids,
[ カンナビスの使用は、オピオイドを処方された慢性非癌性疼痛を有する人々において一般的であります、]
but we found no evidence that cannabis use improved patient outcomes.
[ しかしカンナビス使用が患者の症状を改善するという証拠を見つけられませんでした。]
〜and there was no evidence that cannabis use reduced pain severity or interference or exerted an opioid-sparing effect.
[ 大麻が痛みの深度や麻痺を軽減したり、またはオピオイドを節約する効果を発揮するという証拠はなかった。]

医療大麻でオピオイド乱用を軽減することが出来るってのは疑問だね。

むしろ医療大麻によってオピオイド乱用が増えるとする研究もある
医療用マリファナユーザーは、非医療用医薬品のリスクがさらに高くなる可能性がある 2018年4月24日
https://www.insurancejournal.com/news/national/2018/04/24/487147.htm
この調査で、
「医療用マリファナのユーザーは、処方薬を医学的および非医学的に使用する可能性が高い」と述べている。

つづく