日本昔話に『ききみみ頭巾』と言う話がある。

・あらすじ

お爺さんが子狐を助けたお礼に、お母さんぎつねがなにやら汚らしい頭巾をくれた。

翌日お爺さんは、ためしに頭巾をかぶってみると、雀の話し声がわかるようになった。
これは不思議な頭巾だと言って、それ以来お爺さんはいろいろな動物の話を聞いて楽しんでいた。

ある日、木の上で二羽のカラスが話しているのを聞くと、長者の娘の病気は楠の
祟りによるものだという。そこでお爺さんは長者の家を訪ね、夜、蔵の中に泊まって、
外で楠が話しているのを聞く。それによると、楠が祟っているのは、新しい蔵が楠の
腰の上に立っているからだと知る。

翌日そのことを長者に言い、早速蔵をどかすと、娘はすっかり元気になった。
喜んだ長者はお爺さんにたくさんの褒美をあげとさ。

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私はこの話は大麻の事だと思っている。

つまり、大麻を知らずに摂取してしまい、鳥たちや動物の会話が分かるようになった。
いわゆる、大麻特有の効果、『共感力』と言うやつだ。

それをお爺さんは頭巾の効果と勘違いして村人たちに話、尾ひれが付いて広まった。

私は、大麻を吸い始めた頃、手乗り文鳥を放し飼いで飼っていた。
私が大麻を解すと必ず文鳥は喜び勇んで歌いながら近寄って来る。
当時の大麻は種が入っていたからだ。

文鳥と言葉が通じたし、犬を飼った時も犬の言葉、気持ち、木々の話までが分かった。
大麻は共感力、テレパシーを高める草である。『ききみみ頭巾』は大麻の話だと確信した。