>>692 >>694 追加情報

近年、大麻使用率は増えたが、この期間、大麻使用障害有病率は増えていない。

つまり、一部の国での大麻に関する治療者増加は、大麻自体の影響ではなく、
大麻を取り巻く司法、刑法、治療プログラムへのアクセス、社会福祉体制、
道徳観など、他の原因(交絡因子)が強く影響している。

大麻及び大麻樹脂 事前審査報告書
http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20170727184153-CC97B4F97654A980E12F5DE2CD6F31D69E0D99694120CC65742EC63D9DCF4585.pdf

最近の調査(N = 596,500)は、成人による大麻の使用が2002年の10.4%から
2014年には13.3%に増加したことを示しており、この変化は、薬物を1週間に
1-2回使用する事への認識リスクの低下に関連している。

しかしこの期間、大麻使用障害が1.5%前後で増加していないことは注目に値する。
(Compton M et al., 2016)。