>>435 つづき

次に、米国での覚せい剤規制強化の影響で、メキシコからの密輸が増えたと言う証拠を提示する。

覚せい剤ユーザーがメキシコ産に向かうにつれ、米国のクリスタルメス生産量が減少
https://www.soteriascreening.com/blog/u-s-crystal-meth-production-is-down-as-users-turn-to-mexican-cartels.html

米国のクリスタルメスの生産は、メキシコカルテルの安くて純粋な輸入に頼っているため、
2014年以降減少している。

米国における生産減少の理由は、規制強化とより積極的な法執行のために減少している。
しかし、メキシコから密輸されているメスは、米国のキッチンやガレージで作られたものより、
安価で純度が高い。 メキシコの覚せい剤密造は農村部や小さな町にまで拡大している。

2004年は、約2万4千の米国の密造拠点が摘発され押収量が増えた。
DEA(麻薬取締局)は11,500件以上の押収件数を報告しており、2013年までに
約360件の押収事例が報告された。

テネシー州、オクラホマ州などでは、2014年に40%が減少し、同じ年には通常の
年間押収量の約半分に過ぎず、年間を通して大幅な低下が見られた。

メキシコ・カルテルは、この数十年間、特にコカインとヘロインに特化して
米国の闇薬物市場を支配してきた。 しかし、メスはゼロから作るのがやっかいだった。
しかし、メキシコでは現在、米国では禁止されているが、メキシコでは入手可能な成分である
フェニルアセトンが利用されている。 この物質は典型的なプソイドエフェドリンの代用品であり、
その販売は2000年代半ばから連邦法によって制限されいる。

メキシコのメスは今や純度が2007年の39%からほぼ100%に上昇している。

(つづく)