>>373 >>376 追加情報

先日、CBD製剤『エピジオレックス』は、スケジュールXと決定されたが、CBDが
再スケジュールされた訳ではない。CBDは依然としてヘロイン同等に危険で
医療効果のない物質であるスケジュールTに指定されている、とお伝えしたが、
大麻に関する法律は国連条約との関連性から極めて混乱している。

科学的根拠がなく理不尽な国連条約における大麻規制は、世界中の人々が安価で
大麻の恩恵を受ける権利を侵害している。

FDAは、大麻成分CBDは連邦法の基準を満たさないと述べた 2018年10月1日
https://www.marijuanamoment.net/fda-says-marijuana-ingredient-cbd-doesnt-meet-criteria-for-federal-control/

連邦法で、大麻由来医薬品を最も制限の少ないカテゴリーに置くという麻薬取締局(DEA)の
決定は、主に食品医薬品局(FDA)の勧告に基づいていた。

しかし、最近公表された内閣官報によれば、FDAは実際にカンナビジオール(CBD)が
連邦規制の基準を全く満たしていないと結論づけている。

CBDは新しいFDA承認のてんかん薬『エピジオレックス』の基礎となる大麻由来の
非精神活性成分である。医薬品を市場に出すためには、FDAは最初に医学的有用性と
濫用の可能性を評価し、その結果をDEAに提出しなければならなかった。

保健福祉省の見直しではCBDはスケジューリングする必要はないと結論付けられたが、
国際条約の義務を踏まえたDEAは『エピジオレックス』をスケジュールXとし、
その他のCBD自体は最も厳しいスケジュールTに残した。

FDAは研究により、「CBDは濫用の重大な可能性を持たず、[規制物質法]から
取り除くことができる」と、5月にDEAに報告した。

しかし、DEAは連邦法でCBDのスケジューリングを廃止することは、米国が締約国
である国連条約に違反すると主張した。(つづく)