>>84 追記

「交絡因子」とは、「因果関係」の判断を惑わせる『第三の因子』を言う。

交絡因子の例

「○○が増えると××が増えた、だから○○は××の原因だ」

例えば・・・

『炬燵が増えるとインフルエンザが増える。だから、炬燵はインフルエンザの原因だ』

しかし、本当はインフルエンザはウィルスが原因であり、冬の寒さが炬燵を出す原因であり、
気温が低くなり、空気が乾燥する冬にインフルエンザが流行する。

つまり、ウィルス、寒さ、乾燥などがインフルエンザの原因であり、炬燵が原因ではない。
この場合、ウィルス、寒さ、乾燥などが、「因果関係」の判断を惑わせる『第三の因子』である。

・炬燵が増える → インフルエンザ流行 (相関関係)
・炬燵が増える → インフルエンザ流行 (因果関係はない)
・本当の原因 → ウィルス、寒さ、乾燥 (因果関係の判断における交絡因子)