逆のバージョンもあります。

大麻はいわばインスタント悟りです。禅などで、思考を止めて、
静寂の境地に没入できる段階の人がいるとしましょう。

その人でも一般社会では一般社会の通常のチャンネルに意識を合わせます。
そんな中で大麻を吸ったら、キマります。

しかし、静寂の境地で生活し続ける環境。例えば、禅寺での日常に
大麻をキメても、効きません。正しくは効きますが、実感としては
変わりません。もちろん意識状態も変わりません。

別の逸話ですが、こんな話もあります。ヒマラヤの聖者にLSDを飲ませても、
なんら変化は起きなかった。LSDの場合は大麻よりも深いところまで、
意識をオープンにします。世俗から離れた場所で、表層的な顕在意識である
深く考えない思考法で考える必要性のない生活をしている場合、すべてが、
直接体験。頼れるのは自分の直感だけです。このような場合、最初から意識の
深いところまでオープンになっているという事です。