大麻にまったく関心のない人たちに向けて、あえて日本で大麻を解禁するメリットは
潜在ニーズを掘り起こす作業であるから、説得や根拠よりも、マーケティングだろう。

布教活動のようなものだね。布教というものには実態はないが、
眼に見える、例えば、聖書だとか、数珠だとか、仏具、教会など、形になった
ツールを広めることが一番早いわけだ。

消費社会において、これは商品ということになる。基本的に潜在ニーズは、
女性であれば、美。男性であれば、カッコイイ、モテ系。
老若男女ともに、健康促進やストレス緩和はなどが代表的だろう。

これまでは、大麻悪のイメージを良いものにするという概念が先行していた。
形になっていなかった、つまり商品化されていなかったからね。
今後のフェーズは、大麻の効果などを広めるのではなく、グッズを広めるという段階に来たわけだ。

グッズの段階にくると、テレビや雑誌、女性誌など幅広く取り上げられやすいし、
また、そこに飢えている業界が自動的に盛り上げてくれるからね。
来年は、大麻グッズが熱いだろうね。

だから、大麻解禁に関する保守層には、グッズ情報の提供がもっとも受け入れられやすいし、
メリットは、保守層が日常親しんでいる消費活動の中に、新しい流行が芽生えるということだろうね。
ただ、保守層は、目の前に商品がないとメリットを感じられない。
だから言論は不要なのだ。見せれば良い。保守層には言葉は不要なのだ。
あえて、今、保守層に届く言葉をかけるならば、メリットは?どうだろうねぇー?流行ってるようだよ!
くらいでいいのだ。