>>417 つづき

◆ なぜ日本で大麻が厳罰の対象になったのか?

一応大麻草というものがしかじかのものであるとアメリカから言われたので、
じゃあ取り締まりましょうということで形式的に法律を作ったわけです。

つまり、大麻の流通販売に関してはすべて規制するべきだと。それに加えて
使用者に関しても何らかの罰則を科していくべきだという風なことを、当時の
アメリカの麻薬取締り局の局長だったアースリンガーという人が言い始めましたね。

それ受けて結局日本では大麻が本当に社会的にどのような害悪をもたらしているか
という議論を完全にすっぽ抜かして、つまりそれが一体どういった被害を生んでいるのか、
どういった問題があるのかという、社会問題があって法律ができたということでは一切なくて、
まず法律を作れという命令があったから法律を作った、そのあとに、その法律を正当化する
社会問題なるものをいろいろ考え出してきた、こういうことなんです。

つまり後付け。すべて後付けですね。