非癌性慢性疼痛における医療大麻の有効性、安全性が臨床試験で確認された。

トロキー(大麻抽出キャンデー)の有効性と安全性 2018年8月14日
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnins.2018.00564/full

Trokie Lozenges
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慢性非癌性疼痛を有する平均59.9歳の合計49人の参加者(男性15人/女性34人)が
臨床試験を完了した。

PI-NRS疼痛スコアの平均低下は4.9±2.0ポイント(7.4±1.3から2.4±1.8)であった。
また、アヘン剤を使用する31人の参加者のうち、26人(84%)が自発的にアヘン剤の
使用を減らしたり中止した。

全ての参加者(100%)は試薬投与から、5〜40分で状態改善と鎮痛の開始を感じたと報告した。

副作用調査の質問票は、平均年齢65.3歳の35人の参加者(男性7人/女性28人)で完了した。
16人の参加者(46%)が副作用を報告した。

副作用は、めまい/不安(N = 7)、不味い (N = 5)、喉の炎症/口渇(N = 4)、眠気、疲労( N = 3)、
意識障害/高揚感(N = 2)、悪心(N = 1)、動悸(N = 1)であった。

自己報告された副作用のいずれも深刻な医学的状態に至らず、そのほとんどは日々の
機能に限定された影響しか与えなかった。

これらの副作用にも関わらず、参加者の90%が製品に「満足」または「非常に満足」
していると報告した。