>>329 つづき

日本での銃乱射事件:

■2007年5月、愛知県長久手町で、大林久人被告が家に立てこもって発砲し、
警察官1人を殺害し、その他3人に怪我を負わせた。

彼は、犯行時に精神安定剤や睡眠導入剤を服用していた。

また、抗うつ剤などの向精神薬が自殺や暴力を引き起こす危険性について、
各国政府機関から相次いで警告が出されるようになっている。

全日空機ハイジャック機長殺害事件のように、犯人の行動に抗うつ剤の
影響があったことが裁判で認められるような事例も出てきている。

抗うつ薬の一種である「選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)」は
攻撃性を高める事が証明されている。

前述したように、多くの銃乱射犯が抗うつ剤を服用していた。

01年にはアメリカの訴訟で、妻と娘と孫を射殺した後に自殺した60歳男性の犯行は
SSRIの副作用が原因だったと認定され、製薬会社には640万ドルの損害賠償が命じられた。

09年には日本の厚生労働省もSSRIの添付文書に攻撃性の副作用明記を求めた。

銃乱射事件と大麻は何の関係性も見出せない。