>>562 続報

欧州議会がWHOの大麻規制レベル引き下げ勧告を支持した事を受け、
EU諸国では続々と医療大麻が合法化されている。

キプロスで医療用大麻合法化 EU諸国に広がる人気 2019年2月16日
http://www.afpbb.com/articles/-/3211427

キプロス議会は15日、医療用大麻の栽培と使用を認める法案を承認した。
麻薬および向精神剤に関する法改正を受け、医療用大麻を栽培する
目的であれば、大麻の種子や苗の輸入が認められる。

欧州連合(EU)諸国では医療用大麻を合法化する動きが広がっており、
キプロスもそれに参入した格好といえる。

キプロス政府は、最初の15年間は大麻の栽培免許を三つの業者に認め、
国際的な実績を有する企業を誘致して大麻が闇市場に出回るのを
防止することを目指すとしている。

処方が許されるのは、がんやエイズウイルス(HIV)、リウマチ、緑内障などを
含む慢性的な痛みに苦しむ患者だ。

一方で政府は、医療用大麻の栽培によって年間、1億8000万ユーロ
(約224億6000万円)もの利益が生じると推定しており、財政が潤う好機とみている。

EU諸国の多くが医療目的の大麻の使用を許可しており、ギリシャでも昨年11月、
医療用大麻の栽培と処理加工の許可証が初めて発行された。