>>335 詳細

・費用対効果:有効

系統的レビューには、MSの管理のための処方された大麻ベース医薬品の経済的コストと
利益を評価する10件の研究が含まれていた。

結果は、MS痙縮におけるサティベックスの費用効用分析のうち、4つがヨーロッパの
健康システムの観点から費用対効果が高いことを見出した。

QALY当たりの増分費用対効果比率は、49,257ポンド(英国)、10,891ポンド(ウェールズ)、
11,214ユーロ(ドイツ)、4968ユーロ(イタリア)および優勢(スペイン)であった。

英国の研究では、MS患者の中等度から重度の痙縮の治療におけるサティベックスの
費用対効果が評価された。

サティベックスは、在宅ケア費用が含まれている場合、費用対効果が高く、
圧倒的であることが判明した。

イタリアの研究は、2013年から原価計算が行われた。サティベックスを使用した5年間の
ICERは、1 QALYあたり4,968ユーロと推定され、決定論的および確率論的感度分析が
行われたときに得られた値は1 QALYあたり30,000ユーロ未満のままだった。