>>119 >>123-124

同様の記事が掲載されていました。
日本も有識者を始めとして少しづつ世論が変化している。

たかがMDMA(ドラッグ)で目くじら立てて… 12/9(月)
https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20191209-00153157/

いまどき有名スターが合成麻薬で捕まって全国的なスキャンダルになるのは世界広し
といえども日本くらいのものだ。たかが合成麻薬ぐらいで目くじら立てて、その犯人を
刑務所にやるような法律は早く改めた方がいい」

いまの日本でこんなことをいったらたちまち袋叩きにあうでしょうが、じつはこれは、
大物フォーク歌手がマリファナ所持で逮捕されたことを受けて、1977年の毎日新聞に
掲載された編集委員(関元氏)の「たかが大麻で目くじら立てて…」という文章の
一部を変えたものです。(>>124リンクサイト参照)

関氏はここで、マリファナおよび薬物乱用に関する全米委員会の報告書を引きながら、
日本のマリファナ取締りは科学的というよりタブーめいた先入観に立脚していると
批判しています(佐久間裕美子『真面目にマリファナの話をしよう』文藝春秋)。
驚くべきことに、40年前はこうした論説が全国紙に堂々と掲載されていたのです。

その後、欧米社会のドラッグ使用者への扱いは、「犯罪者」から(アルコールや
ギャンブルの依存症者と同様に)精神疾患に苦しむひとたちへと変わっていきます。

(つづく)