正論過ぎるほどの正論。

周防正行氏、沢尻エリカ被告らの作品自粛の状況に疑問「高校野球じゃあるまいし、
全体責任ってやめませんか」12/13(金)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191213-12130136-sph-ent

映画監督の周防正行氏(63)が、麻薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴された女優・
沢尻エリカ被告(33)の出演作品が軒並み配信中止、出演予定だった来年のNHK
大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」も女優・川口春奈(24)で全面撮り直しになるなど
現在の風潮に苦言を呈した。

「『それでもボクはやってない』って映画を撮った時に裁判を何本も傍聴したけど、
過半数と言っても過言ではないくらい薬物事犯が多いんですよ。今までのやり方では
薬物事件を撲滅できないっていうのは明らかなんですね。世界の潮流ですけど、
あれを犯罪として摘発するのではなくて、そういうクスリに頼らなければいけなかった人たちの
ためにどういうことができるのか? そっちを工夫しないと、逆になくならない事件だろう」

「(薬物犯罪は)被害者のいない事件と言われている。使った本人が一番の被害を受ける。
お金を賭けている暴力団とかがあるなら、そちらの方の犯罪。もっともっと重く考えるべき
だと思います」

「作品にそういうもの(犯罪)に関わった人が出ていて、オンエアできないとか公開できない
とかの状況の方がおかしいというか。何のためにそんなことをするのか。高校野球じゃあるまいし、
全体責任ってやめませんかっていう感じもするので」