>>143 つづき

懲罰的な強制や治療体制によって作られたり強化されたりする汚名も、健康リスクを高める可能性がある。

薬物使用や薬物依存だけでは、拘禁の十分な理由にはならない。

12の国連機関が、医療における差別をなくすための共同声明を発表し、
すべての利害関係者に対し、健康上の悪影響があることが証明されている
懲罰的な法律や、確立された公衆衛生上の科学的根拠に反する法律
(個人使用を目的とした薬物使用や所持を犯罪とするか、
その他の方法で禁止する法律を含む) を見直すよう求めた。

国際薬物統制条約は、締約国に対し、非医療又は非科学上の目的のための薬物使用自体を
犯罪とすることを要求していない。

組織化された犯罪集団は、常に市場の変化に適応し、妨害のリスクを回避することを目的としてきた。

軽微な性質の薬物関連犯罪に拘禁刑を過度に適用することは、常習性を低下させる効果が
実際にはなく、軽微な犯罪で逮捕された者の健康と福祉に不均衡な影響を及ぼす。
また、刑事司法制度に過剰な負担をかけ、より深刻な犯罪への効果的な対策を妨げている。
薬物を使用した犯罪者に対して、科学的根拠に基づいた治療とケアサービスを提供することは、
投獄に代わるものとして、回復を大幅に増加させ、再犯を減少させることが示されている。

我々は、行動の青写真として、より効果的で人道的な薬物統制政策を促進する道筋を示し、
「誰一人取り残さない」という持続可能な開発目標の文脈でなされた公約を支持することを約束する。

(以上、抜粋引用、詳細はリンクサイトにて)