スレチなので記事の提示に留め、本件が適切で公平な処罰なのかは読者の判断を仰ぐ。

黒川氏処分、首相官邸が実質決定 法務省は懲戒と判断、軽い訓告に 2020/5/25
https://this.kiji.is/637395138254734433?c=39550187727945729

賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)の処分を巡り、
事実関係を調査し、首相官邸に報告した法務省は、国家公務員法に基づく
懲戒が相当と判断していたが、官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の
内規に基づく「訓告」となったことが24日、分かった。

官邸が「黒川氏懲戒せず」 賭けマージャン問題、法務省の判断覆す 2020年5月25日
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020052502000061.html

安倍晋三首相は二十二日、国会で訓告より重い懲戒にすべきだと追及されたが、
「検事総長が事案の内容など、諸般の事情を考慮し、適切に処分を行ったと承知している」と
繰り返すのみだった。確かに訓告処分の主体は検事総長だが、実質的には事前に
官邸で決めていたといい、その経緯に言及しない首相の姿勢に批判が高まるのは必至だ。

高検トップの検事長は、内閣が任命し、天皇が認証する「認証官」だ。任命権者は内閣で、
その首長は安倍首相。国家公務員法は、任命権者が懲戒処分をすると規定しており
そもそも検事総長には懲戒の権限はない。