AKT1遺伝子に変異がある人は、癌や精神病など様々な疾病の原因となる。

例えば、まだ癌と診断されてないAKT1遺伝子に変異がある人が、
バナナを食べた後に癌と診断されたからと言って、バナナが癌を発症させたとは言えない。

それと同じで、まだ精神病と診断されてないAKT1遺伝子に変異がある人が、
大麻を吸った後に精神病と診断されたからと言って、大麻が精神病を発症させたとは言えない。

大麻関連で治療を受けた者の、約半数の患者に遺伝的要因があり、
約半数の患者が大麻使用開始前から精神疾患を発症していた。(>>355参照)

精神病と言うのは突然発症するのではなく、長い年月を経て徐々に発症する。
精神病に成りやすい遺伝子を持つ者は、初診の前から精神疾患を発症している。

従って、大麻が原因で精神疾患を発症したと言う因果関係は証明できない。
むしろ大麻ではなく、精神病に成りやすい遺伝子が原因である可能性が高い。

何度も何度も言っているが、『相関関係は因果関係を意味しない』、
『交絡因子の強い作用』と言う科学の基本中の基本を理解できない反対派は、
非科学的、反知性的な馬鹿だ。