【速報】大阪・天満カラオケパブオーナー刺殺事件 被告が最高裁に上告せず「懲役20年」の判決が確定 7月10日に大阪高裁が控訴を棄却

2021年に大阪・天満のカラオケパブで25歳のオーナーの女性を刺殺した罪に問われ、1審・2審ともに懲役20年の有罪判決を言い渡された被告の男。期限の7月24日までに男が最高裁判所に上告しなかったことから、懲役20年の判決が確定しました。

兵庫県西宮市の宮本浩志被告(58)は2021年6月、常連客だった大阪・天満のカラオケパブで、そのパブを経営していた稲田真優子さん(当時25)の首や胸を刃物で何度も刺し、殺害した罪に問われました。

去年10月に大阪地裁は、被告のスーツジャケットや靴に付着していた血液から、稲田さんのDNA型が検出された点などから、殺害は宮本被告の犯行と断定し、懲役20年を言い渡しました。

宮本被告側は「犯人性自体を争う」となどして控訴しましたが、7月10日に大阪高裁は、「宮本被告の犯行であることに合理的疑いを差しはさむ余地はないとした1審判決に、不合理な所はなく是認できる」として、控訴を棄却していました。

最高裁への上告の期限は7月24日でしたが、宮本被告は上告しなかったということです。これにより宮本被告の懲役20年の判決が確定しました。

7/25(火) 10:16 MBSニュース