>>144
それから少しだけ部屋の片付けをして、まいやんのために温かいココアを作る
ほんの少し経つと玄関で音が鳴り、おじゃまします、と疲れ気味の声が聞こえてきた。
「いらっしゃい、ココア作っといたよ」
「………」
「まいやん…?」
リビングに入ってきたと思ったら何をするわけでもなく、立ち止まった。
「どうしたの?」
「…みさ、我慢できない」
小さな声でそう言うと腕を引っ張られ、ベッドに押し倒された。
「待って、ココア、冷えちゃう」
「ごめん、もう無理…」
「んっ…ぅん…、はぁ…」
始めから深く舌を絡ませて私に喋る余裕を奪ってく。
キスに夢中になっているといまの間にか服を脱がされ、胸を少し荒々しく揉まれた。
「は、ぁ…まいやん、激しい」
少し抵抗したけど、全く動じない。
きっと今日の仕事で相当疲れたんだろう。
「ねぇ…今は私以外のこと、考えないでよ」
一応まいやんの事なんだけどな、なんて思ったけど、そんなことを言うとこの後が大変なことになりそうだから、まいやんのされるがままになっておく。