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 トップに輝いたのは、再生回数が2900万回(8月22日時点、以下同)を突破する、WANIMAの『やってみよう』。au「三太郎シリーズ」のタイアップ曲で、CM映像が使われている。WANIMAは今年メジャーデビューした3人組バンドで、
『NHK紅白歌合戦』に初出場が決まったことでも注目されている。2位は欅坂46の『不協和音』で、
2400万回超え。欅坂46は16年デビューの女性アイドルグループで、ロック系の楽曲と激しいダンスで人気を集めている。3位は米津玄師の『orion』で
2100万回を記録。米津はデジタルからバンドサウンドまで幅広い楽曲を手がける、インターネット発のシンガーソングライターだ。

 トップ10を見ると、バンド、女性アイドル、男性ソロ、ボーイズグループ、洋楽、
K‐POPなどジャンルが多岐にわたる。一方、オリコンの17年上半期シングルチャートトップ10は、
女性アイドルとジャニーズ勢のみで占められている。CDセールスは熱心なファン層に支えられているのに対し、ミュージックビデオのランキングには、
若者を中心とした一般層の音楽への多様な関心動向が細かく反映されているといえよう。

AKB48グループは圏外

 AKB48グループとジャニーズ勢がトップ50に入っていないことも特徴的だ。135万枚を売り上げ、
17年上半期のオリコンシングルチャートで1位となったAKB48の『願いごとの持ち腐れ』は470万回再生にとどまり、トップ50圏外に。
国民的ヒット曲となった『恋するフォーチュンクッキー』(13年)は1億回再生を超えるだけにやや寂しい結果といえる。ジャニーズ勢は、
事務所が「肖像権」保護の観点から、ネット上に写真や動画を上げないという基本方針を打ち出しているため、YouTube上に公式ミュージックビデオは存在しない。