2017年12月31日、第68回NHK紅白歌合戦で二回目の出場となる
欅坂46の「風に吹かれても」は絶対的センターの平手友梨奈が
今までどのステージでも見せていない壮絶なパフォーマンスを
見せて観衆を魅了した。最後はステージの最前列で一枚の葉っぱを
口に含み倒れ込んで動かなくなった。
数秒間の沈黙・・・
他のメンバー全員がその場で動きを止めての
「マネキンフラッシュモブ」でのエンディングのようではあったが、
その後もの平手友梨奈は動かず、メンバーのひとり
長濱ねるが平手友梨奈のすぐ後ろまで出てきて
一枚の紙を広げ言葉を発し始めた。
「けやきという木の形はちょうどお掃除に使う箒を
逆さまにしたような美しい姿をしています。
葉っぱの細かいのこぎり状のギザギザの切れ込みは
わたしたちのダンスパフォーマンスの象徴でもあります。
2015年8月21日に誕生した欅坂46ですが、
わたしはその場に立ち会えませんでした。
しかし、2017年12月31日、欅坂46の最後の日には
こうしてステージに立つことができました。
欅坂46を今まで応援してくださいました皆様に心からお礼申しあげます。
平手が今回パフォーマンスに使用した葉っぱは
実はけやきではなくえのきでした。けやきより少
し丸みを帯びているのが特徴です。

欅坂46の偉大なるセンターの平手友梨奈は本日
をもちまして欅坂46を卒業します。
平手友梨奈が存在しない欅坂46は抜け殻同様
なのでわたしたちは脱皮します。
2018年1月1日より鳥居坂46としてリスタートいたします。
妹分であるひらがなのけやき坂46は今まで通り明るく楽
しく活動を続けていきますので引き続き熱いエールをお
くってくださるようお願いします。
乃木坂46、鳥居坂46、けやき坂46そしてAKB48をはじめと
する48グループはこれからも皆様の身近な
「会いにいけるアイドル」として活動
していきますのでよろしくお願いします。」