「紅白」後半視聴率39・4% 昨年下回る 40%割れ

1/2(火) 10:32配信

スポニチアネックス

 昨年大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」(後7・15〜〜11・45)の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が前半(第1部)は35・8%、後半(第2部)は39・4%だったことが2日、分かった。

 15年の後半は2部制になった1989年以降、歴代最低の39・2%。16年は1・0ポイント上昇し、40・2%。そこから0・8ポイント減少し、2年ぶりに40%の大台を割った。

 前半は、15年=34・8%→16年=35・1%→17年=35・8%。

 今年9月に引退する安室奈美恵(40)が特別枠で14年ぶりに出演。リオ五輪・パラリンピックのNHKテーマソング「Hero」を披露し、テレビ生歌唱は7年ぶりとなった。
同じく特別枠の桑田佳祐(61)は年越しライブ会場の横浜アリーナから中継を結び、昨年前期の連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を熱唱。「ひよっこ」紅白特別編、短編ドラマが2本放送され、桑田は昭和の大作曲家・浜口庫之助を演じた。

 ほかにも、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が昨年5月の首の手術以来、封印していたドラムプレーを解禁。
欅坂46と総合司会のウッチャンナンチャン・内村光良(53)の共演パフォーマンスの最後に、欅坂センターの平手友梨奈(16)志田愛佳(19)鈴本美愉(20)が軽い過呼吸のような状態になるハプニングがあった

 紅組のトリは石川さゆり(59)が2年連続8回目、大トリはゆずが初の大役を務め、石川は「津軽海峡・冬景色」、ゆずは「栄光の架橋」を熱唱した。

 テーマは「夢を歌おう」。総合司会は内村が初の重責。紅組司会は女優の有村架純(24)が2年連続、白組司会は嵐の二宮和也(34)が単独初の大役を担った。

 内村の安定した司会進行ぶりに、インターネット上には絶賛の声が続出。「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」のキャラクター・三津谷寛治氏にも扮し、お茶の間の笑いを誘った。

 白組が3年ぶりに勝利し、対戦成績を37勝31敗とした。審査方法について、16年は視聴者から「分かりづらい」と批判が相次ぎ、物議を醸したため、17年は視聴者、ゲスト審査員、会場の観客が投票権を持ち、その票すべてを1票として数える方式に変更。
紅、白の22対戦ごとに集計し、白組=223万7644票(視聴者審査員=223万6339票、
会場審査員=1305票)、紅組=143万2371票(視聴者審査員=143万1292票、会場審査員=1079票)(会場審査員にゲスト審査員含む)。約80万票差がついた。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)