私は所謂アイドルと言われることに昔から物凄く抵抗があった。私の中でアイドルとは芸能人という職種の人間がやるべき“芸”が、プロの域に達せず未熟で、
その成長過程を楽しんでもらうものと考えているからだ。故に10代や20代前半でそれはアリだとしても、20も半ばを過ぎてそれは恥ずかしい事だとこの職についた時から思っていた
時は流れてその結果、私は未だに元アイドルの肩書きなしにはメディアに出られず、アイドル的な売り方をしなければCDも売れない。
アイドル卒業してからも何年も経った今も、最近知り合った人にはアイドルという目で見られてしまう。その原因は、私の“芸”の才能がアイドルの域を所詮超えられなかったからなんだと思う