中元日芽香は運営に取っては金の卵を産む鶏だった。
いつまでも選抜に上げなければファンが握手券を必死になって買ってくれた。
選抜に上がってからも福神にせずに置いておけば、これまたファンが
握手券を必死になって買ってくれた。

金の卵を産む鶏の役割に疲れた中元日芽香は乃木坂を辞めることにした。
運営はそこで慌ててアンダーアルバムの発売を決めた。
中元が居るうちにアンダーアルバムを作ろうとして。

NHKは中元が中学2年の時のNHK杯全国中学校放送コンテスト優勝の
音源を持っていて、これを評価していたんだ。だからラジオで使ったんだ。