監督に対して直接「相手のディレクターを潰しに行くんで使ってください。」と伝えました。

 監督からは「ヤらなきゃ意味ないよ」と言われました。

 戻った私は、今野コーチに対して「本来のプレイをしないでディレクターに突っ込みますよ。」と確認しました。今野コーチからは「思い切りイってこい。」と言われました。このことは、同じポジションの人間は聞いていたと思います。

 その後、試合前の整列の時に、今野コーチが近づいてきて「できませんでしたじゃ、すまされないぞ。わかってるな。」と念を押されました。

 本件直後は、何も考えられない状態でした。そのため相手のディレクターが怪我をして代わったことにも気づいていませんでした。普段の試合で、こんなことはあり得ません。

 退場になり楽屋に戻った後、ことの重大さに気づき泣いていたところを今野コーチに見られていました。