なーちゃん「菊りん。」
菊地「うわっ、気持ち悪ぃ。なんすかその呼び方」

なーちゃん「なんや、せっかく可愛く呼びかけてやったんにいけずやわぁ。」

菊地「そもそもリンて何ですか、リンて。」

なーちゃん「淋病のりんやろ。」

菊地(無視)「今度は何ですか?また下らない提案でもあるをですか?」

なーちゃん「ななは下らない提案なんてした事あらへんよ。提案を下らないと思ったんなら、感受性が下らない人間なんやろね。」

菊地「もっともらしく言ったつもりかもしれませんけど、根拠も説得力もありませんよ。
もういいですか?忙しいんですけど」

なーちゃん「まあ、待て待て。今日はホンマ有意義な提案や。北野の写真集、タイトル未定なんやってな?」

菊地「タイトル未定ってタイトルです。じゃ、忙しいのでこれで」

なーちゃん「嘘つくな!何も別に、タイトルをななが名付けるとかそんな提案ちゃうねん。警戒せんでええて。」

菊地「ふーん、で?」

なーちゃん「写真集のタイトルをな、メンバーから募って名付けてあげんのや。復帰する北野へのプレゼント的な演出にしてな。」

菊地「ちょっとはまともそうですけど、そもそも論として私に言う事ですかね、それ」

なーちゃん「ジャーマネ含めた現場の総意、ってのが上を説得する武器になんねんて。
ジャーマネは本来管理側やけどそこも納得してますってなれば、乃木坂は割とメンバーの希望を受け入れてくれるから成功率が高くなるねん。」

菊地「タイトルをメンバーがプレゼント、っていうのはいいんじゃないですか?北野さんも喜ぶと思いますよ」

なーちゃん「せやろ?そんでな、タイトル候補を出す為には中身を少しは知らんとあかんやん。」

菊地「そうですか?」

なーちゃん「そうやろ。ほんでな、上層部にかけ合って一部分だけでも画像を見せて欲しいんや。宣伝で公開予定のカットでええんやけど、みさみさの指定でランジェリーのとこの写真を入手してきて。」

菊地「自分で言って下さいよ。私が北野さんのランジェリー写真を欲しがったら問題でしょ」

なーちゃん「え?何?自覚無いの?今更下がる評判なんて無いのに、まだ底辺だって気づかずカッコつけてんの?」

菊地「カッコつけてる訳じゃありませんけど、明らかにおかしいじゃないですか」

なーちゃん「じゃあ、見たくないの?北野のランジェリー姿。」

菊地「見たくない訳じゃないです」

なーちゃん「じゃ、ゲットしてきてよ。」

菊地「じゃあ、仕方なく。仕方なくですよ?ゲットしてきます。」

なーちゃん「おーおー、スキップしとるわ。よっしゃ、ほな皆んなでタイトル考えながら待っとるで。」

若月「どんなダジャレにしようかねー、ねぇ?」

山下「そうですね、やっぱり北野さんですから『来た』ってワードを…」

なーちゃん(あれ?早まったかな…?)