えんぶで絶賛されてる
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対するジュリエットは、やはり生田絵梨花の完璧な恋する乙女ぶりと、その愛らしさに目を奪われる。
生田もまたこの期間に『モーツァルト!』のコンスタンツェ、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』のナターシャと、大役を務め続け、
ミュージカル界のプリンセスとしての地位を確立しているが、それでも尚完璧な乙女であり続けるのが、「アイドル」としての1つの記号も持つ生田の強み。
『レ・ミゼラブル』のコゼット役が控えることから出演回数が少なく、残る出演は大阪公演の初日のみという希少さだが、歌声にも長足の進歩を感じる見事なジュリエットだった。