見て見ぬ振りも出来ず割り切ることも出来ず純粋に傷つき絶望しそしてその度強くなっていく
そういう人生を中西アルノは送ってきたんだろうしこれからもそうしていくつもりなんだろうって思っている

俺は中西アルノを見ていると樹のような気持ちになる
恋人と時限爆弾を一度に手に入れたような気持ちになる

こんなに心が活き活きしているのは久しぶりだ
この下卑た快感にいま俺は生かされている
中西アルノはもっと俺を楽しませて欲しい
彼女が消えた時はきっと俺の終わりでもあるだろう