お見立て

かつての吉原遊廓における、遊女たちが妓楼の大きな格子窓から、通りに向かって姿を見せて客を呼ぶ「張り見世」と呼ばれたシステムについて説明する。夕方の午後6時ごろから、午後10時過ぎの「お引け」(楼内の座敷での食事オーダーの終了)時の「引け四ツ」の拍子木の合図まで、男性店員の妓夫(ぎゆう。俗に牛太郎と呼ぶ)が、「よろしいのをお見立て願います」と口上を言いながら通行人に遊女を品定めさせ、客を引いていたという。

フェミさん「お見立て会!!!?」