山下美月 実は私、AKB48の前田敦子さんの卒業コンサートを観に行っているんですよ。東京ドームに。そのときに二階席の上手側の前から3列目に座っていたんですけど、『ダンケシェーン」とか「ハウス!」とかでそっち方面行った時に、あの辺りで観てたなぁ〜と思い出して。当時の私はその席で推しメンであり、憧れである、大島優子さんと目が合った気が一瞬したんですけど、やっぱりこんな後ろの席だし向こうからは見えてないんだろうなとか、思っていたんです。でも、自分がステージに立ったら、ちゃんと自分が座っていた席の方の顔が見えたんです。それで、あの時の大島優子さんも私の事ちゃんと見えてたのかもって思って、5年前の12歳だった時の私と今の私が繋がったような気がしました。その時に、あらためてファンの方一人一人の事を大切にするのもそうだし、ライブでああやって大きい所でやらせていただいたことを普通だと思わずに、一番後ろの席の方まで楽しんでいただきたいって気持ちももっと芽生えました。



山下美月 私の追い続けているアイドル像ていうのが大島優子さんでありチームKさんの姿だったから、それをずっと追い求めてるんだと思います。