最近では「乃木坂配信中」で公開になった秋元真夏と岩本蓮加の自転車旅でも黒見が話題に上がっている。
秋元が目の当たりにした黒見の変わった送り出しの仕方や、挨拶をした向井葉月が鼻で笑われたというエピソードは、彼女のお嬢様育ちが垣間見える部分でもあるが、同時にワードセンスの弓木とは対照的に黒見は身体的な動きの部分でクレイジーさが際立つことが田村のものまねと合わせても分かる。

ほかにも『ベルク presents 乃木坂46の乃木坂に相談だ!』(TOKYO FM)に清宮レイの代打として黒見が出演。
ふとした時に現れる、言語化が難しい黒見の魅力を力説する松尾に、リスナーから届いたのが黒見にはミドルネームが存在し、「黒見レイチェル明香」が本名だということだった。
ニックネームの“みんご”と合わせて、番組の(愛ある)悪ノリから「黒見レイチェルみんご明香」へと発展。
本腰を入れて黒見の生態に迫ろうと、円グラフ形式で1日のスケジュールを聞き出すも、「お嬢様」「大学生活」「カンフー剣術」という既存の情報しかなかなか出てこないのは、ふとした何気ない素振りにこそ黒見の面白さは滲み出るということが言えるだろう。

過去、黒見の話題になったシーンをハイライト的に紹介していけば、『ノギザカスキッツ』(日本テレビ系)で扮装した黒見柳徹子、「走れ!bicycle」をネイティブ過ぎる発音からメンバーをざわつかせた「走れ!バイセコー」発言、サイエンスレンジャーとして実験を指導した『乃木坂46時間TV』の個人企画「乃木坂電視台」がある。

筆者が予感しているのは、20日放送の『乃木坂工事中』はさらに黒見にスポットライトが当たる回なのではないかということだ。
それは先述した「乃木坂配信中」の動画で秋元が「くろみんが大活躍だった」と話していること。
さらに次週予告でトリを飾っている林瑠奈のものまねがどう見ても黒見でしかない点にある。
「内輪ウケものまね大賞」は言葉にしづらい黒見の魅力をものまねを通じて伝えることができる、メンバー待望の企画。
これを入り口にして、黒見の野球好きな一面やアンダーライブでのパフォーマンスなどにも注目が向いていくといい。