東大の入試問題ってこんなんやぞ

 ↓

大陸に位置する中国では、古くからさまざまな文化をもつ人々の間の交流がさかんであり、民族を固有のものとする意識は強くなかった。
しかし、近代に入ると、中国でも日本や欧米列強との対抗を通じて民族意識が強まっていった。
これに関する以下の(a)·(b)の問いに、冒頭に(a)·(b)を付して答えなさい。


 (a) 漢の武帝の時代、中国の北辺の支配をめぐり激しい攻防を繰り返した騎馬遊牧民国家の前3世紀末頃の状況について、2行以内で記しなさい。

 (b) 清末には、漢民族自立の気運がおこる一方で、清朝の下にあったモンゴルやチベットでも独立の気運が高まった。
辛亥革命前後のモンゴルとチベットの独立の動きについて、3行以内で記しなさい。