【ANN55周年連載Vol.10】「喋る意味を持っている人たちが55年のバトンをつないできた」秋元康氏が語る『ANN』の“55年の奇跡”
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放送前から大きく盛り上がっている今回の歴史的特番について、作詞家でプロデューサーの秋元康氏にORICON NEWSは単独インタビューを実施

■『乃木坂46のANN』新内眞衣の後任の久保史緒里は「ベストな人選だった」

現在の『ANN』で秋元氏と関係が深いパーソナリティーといえば、水曜日の『ANN』を担当する乃木坂46の久保史緒里。約1年前に前任の新内眞衣(卒業)からバトンを引き継ぐと、そこからドラマや映画に次々と出演、3期生楽曲「僕が手を叩く方へ」のセンターを務め、さらには今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』にも出演が決定するなど、大きく飛躍している。

 久保の『ANN』起用の理由について、秋元氏は「まずは現場の声を聞きました。マネージャーたちから久保を1番リコメンドされたので新内の後任に抜てきしたのですが、実際に何回かラジオを聞いて、間違っていないと感じました」と振り返る。そして、ラジオパーソナリティーとして最も大事なことを語ってくれた。

 「やっぱり久保本人がラジオを好きですよね。それは佐久間も同じですが、ラジオで喋る本人がラジオを好きじゃないと、聞いてくれる人に絶対に言葉が伝わらないんです。そういう意味では、久保も佐久間もベストな人選だったと思います」

 今回の55時間特番では、久保は19日午前7時からの『イルカのオールナイトニッポン』にゲスト出演する。親と孫ほどの年齢差があるが、ともに同局でレギュラー番組を持つ仲間でもある2人の組み合わせについて、秋元氏は「これは冨山(ANNブランドプロデューサーの冨山雄一氏)の単なるイタズラかな」と笑いながら、次なる企画も思い巡らせていた。