23.05.19
〈interview〉松村沙友理 乃木坂46卒業後、ドルヲタを演じて感じたこと
https://savvy.jp/post/culture/post-11572/
松 推しへの愛って、恋愛と違って条件付きの愛じゃないから、よりピュアなのかなと思います。例えばファンの方がアイドルに「僕はこんな女の子が好きだから、こうしてくれ」っていう言わないと思うんですよ。
だからこそ逆に、推すことに疲れちゃう人もいるのかな。「推し疲れ」みたいな感じで。見返りもないようなものだから、推すことのエネルギーって、自分の気持ちだけしかないんですよね。

編 推しっていうのはもちろん憧れの対象でもあるけれど、自分に似たところがある人、自己投影できる人を「推し」とする傾向があるそうです。

松 ドラマで拝見したかっこいい女性に毎回ハマるんです。最近は片平なぎささんにめっちゃハマっています! 片平さん、カッケーーー! ってなって。
草彅 剛さん主演のドラマ『罠の戦争』で、片平なぎささん、井川 遥さん、宮澤エマさんの全員が、私的にメインやったんです。

松 映画『キングダム』の長澤まさみさんとか、三次元では強い女性が好きかもです。現実世界で自分は、強くありたいって思ってるのかな。自身の力で勝ち上がっている女性、女性の中のリーダー。そんな女性に憧れを抱いてるんだと思います。

編 片平なぎささんを語る時だけ、なぜ関西弁になるんでしょう………と松村さんに聞いても、明確な答えはありませんでした。それは彼女の言う「推しへの愛に、理由はない」のソレでしょうか。

Profile 松村沙友理
10年間のアイドル生活は、「二次元好きで実在する人と喋るのが苦手だった自分が、アイドルを経験したことで性格も180度変わった」と振り返る。
現在は役者道を邁進するほか、モデルやタレントとしても飛躍を続ける。