>>160
続き
2人は30分ほどかけて食べ終わると、男性がまとめて会計を支払う。常連客なのか、店員としばらく雑談し、別れの挨拶をすると店を後にした。
信号待ちの間、2人は自然と寄り添うと、肩をくっつけてお互いの顔を見合わせながら談笑。松村は何度か、てへへと自分の頭を掻く仕草を見せるなど、かなり心を許している感じが傍目にもわかる。信号が青に変わると、2人はごく自然に “愛の巣” へと戻っていった。