>>35

帝国データバンクが実施した遊園地・テーマパーク134社の経営実態調査によると、
2009年の収入高合計は7544億2900万円で、前期比2.7%の増加となったことがわかった。

ただ、全体の42.2%を「東京ディズニーリゾート」を運営するオリエンタルランドが占めており、
同社の大幅増収による影響が大きい。オリエンタルランドを除いた収入高合計は同3.5%減の
4359億6200万円で、中・小規模企業の苦戦が目立ち、全体として減収傾向が続いた。

この調査では、2010年7月時点の企業概要データベースから、遊園地・テーマパーク経営企業の
うち2008?2009年(1?12月期)の2期連続で収入高が判明している企業134社を抽出、分析した。
オリエンタルランドの収入高は前期比12.7%増。また、「ラグーナ蒲郡」運営の蒲郡海洋開発が
同37.9%増と高い前期比を記録しており、この2社が数字を押し上げる結果となった。

規模別では、一部企業は大幅増収となるも全体的には減収傾向であり、とくに収入高30億円未満の
中・小規模企業は苦戦した。背景として、資金力の問題から大幅増収を見込めるような設備投資が
難しいことなどが挙げられる。

http://www.sakurafinancialnews.com/news/9999/20100722_13