0004シャアz
2010/09/30(木) 17:06:53ID:OXzIzcgnひぃ
「で、能力だけどめんどいからこの部屋にあるもん全部でいーや。」
……ハ?
この部屋のどこに能力が転がってると、漫画とゲームしかないやん。
「うんそれ、ここにあるオタグッズの能力や技、全部使えるから自由につかいなさい。
以上、異世界の注意事項おわり。」
全部って、チートすぎる…
そしておわりって、それだけかい。
それとオタグッズて、漫画とゲームだけだぞ、フィギュアまでは堕ちてないからな。
「うん、いきゃわかるから。
とりあえず荷造りしなさい、着替えとか。」
他に説明は?
「いきゃわかるから、百聞は一見にしかずだから。
そしてわたしがめんどいだから。
強いて言うなら魔物や魔王がいる世界ってだけ。」
そこら辺詳しく!!!!
めんどくさがらず!!!!
「やだ、めんどい。」
このアマ…
「いきゃわかるって、つか荷造り荷造り。」
んなこといっても急にできるかっての。
「早くしてよ、待ってんだから。」
…こいつ、いつか締める。
「そだ、さっそく能力使えば秒速じゃん。
とっとと使いなよ。」
いや、その能力っつのもよくわからんのだが。
「だからあれさ、そのパジャマのポケットが青狸の袋になるのをイメージしなさい。」
…何いってんのさこのキチガイ。
んなことできるはずがないじゃん。
ってぇ!
なにしに箪笥持ち上げっ、つかどやって、つかなに、ナニ、何 !!?
「いーから、イメージするの、さぁ!!!」
ちょまっ!
わかったから潰さないで潰さないで。するからちゃんと、これは四次元○ケット、これは四次元○ケット…
「えいっ」
うわっ、ちょまて、潰れるっ、圧死す……しない。
ポケットにインした…。
「できるっしょや。」
できたっすね。
「つーわけで、荷造り再開」
…わけわかんね。
*10分くらい後*
こんなに物がない部屋初めてです、はい。
「荷造り完了、じゃあ旅立とう。」