「いつか君に告げたよりも聞かせたい言葉がある」
「もう忘れたいよ 愛さないよ」
とか、もし死別だったりお互い思いながらも望まない別れをした
んだとすると、そんな相手に対してちょっとひどいというか、冷たい言葉で
違和感を感じた。

それと、詩の中の元カノに関する表現から、どんな女性だったのか想像してみると、
「シーツを抱いて」 「遊んでた」 「戻りたい振りをする」
奔放で活発、恋愛上手で少し小悪魔っぽい一面もあったのかもしれない。

一方今カノはというと
「彼女は僕の中の君までも愛せる人」
優しくて包容力があって大人で 結婚するのに相応しいタイプの女性
 「いつか君に告げたよりも 聞かせたい言葉がある」
将来結婚も考えている。

これらからなんとなくイメージすると、他に好きな人ができたとか
別の男にとられたとかで、女性の方が別れを切り出したのではないか。
そう考えるとTREE ブックレットの詩の内容が男の強がりでひとりよがり的な
のも納得。

結婚できなかったけど一番思い出に残っている恋人
止まった時計と共通するテーマなのかなと思った。