<<<選者指定>>>ポエム大会
お題に沿って詩を書いて
投稿するスレです。
投稿された詩の中から選者が
1番よかった作品を選びます。
優勝者の方はお手数ですが、
次の選者の指名をよろしくお願いします。
詳しくは>>2-3あたり。
「雨」
シーツに沈む左の肩の下に
無理に手をねじ込んで
強く抱き寄せて
君の涙を僕の胸に
染み込ませたい
窓の外はずっと雨降りで
花壇の心配は要らないし
洗濯しても乾かない
だから僕らも雨に
なってしまえ
塩辛い雨がもう流れなくなるまで
君の髪に触れ続けてた
傘を差すのは雨を避ける為じゃなく
僕らだけの世界を
傷だらけのままで
切り離す為
塩辛いキスは悲しい顔のままで
体中に涙がまわっちまったみたいだから
岩塩をつつく小鳥みたいに
君の肩を 君の腕を
「晴れ」
大通公園のベンチと
裸のお前でシンメトリー
言葉の意味は良く分からないけど
とにかくすごい自信なんだ
新芽取りって言うには
少々年季が入りすぎては居るが
やっぱりお前はセクシー
最高の被写体さ
そのピーチ
むしゃぶりつきたい気持ちを抑えて
シャッターを切る
そう
その笑顔
エッチな太陽がお前の裸体に舐りついている
それに気付いたお前の体がくねる
お前は知っているんだ
太陽がお前の影になっている部分に興味がある事を
最高にイヤラシイ女だ
俺は嫉妬に駈られてリモコンのスイッチを入れる
お前の体が痙攣して
お前の笑顔が歪む
それでも笑顔を保とうとする悲痛な眼に
俺は独り身悶えして
一度果てた