「洞窟でついた嘘」

初めてのときは ヒーメンがあるから
そんな心配はないと キミに嘘をついた 洞窟の昼下がり
満ちてくる潮とはちがう あの磯のかおり

uh〜uh〜

絡み合う吐息 息詰めたためらい
桃色の艶みせる きみの桜貝
ボクの若茎は 樹液に濡れて
包み込みほとばしるキミの磯の波 ボクの波しぶき洞窟に満ちた
oh〜oh…

ふた月が過ぎて また君にあった
愛が実ったのと 柔らかに微笑む
不意に青ざめる夏の昼下がり 若すぎたボクのひと時の過ち
uhuhuhuhuh〜

キミを天使にしてあげると 誘った灯台の岬
ほらごらんあの雲の果て きっと神様がキミを待っている
手をのばし翼のマネ おどけるキミに
ボクは精一杯の贈り物 翼の勇気よ背中に届け!
走ってキミに手をついた
lalalala〜

ひさしぶり この岬 海と光の季節
妻と幼い子 光の中微笑む
幸福と富を得て 今ボクはここに立つ
洞窟の秘密 もう遠い幻 
心に陰射さぬ チッポケなおとぎ話

heyheyhey〜