容疑は詩人未遂
詩人はいない
ただ詩が零れた刹那の背中に
気配としてだけ漂う影があって
容疑は詩人未遂
罪深い僕は君の詩人を断罪して
生き延びる道を探ってみる
君の嘘は汚い
だって詩人だなどと言い切るのだから
ただ生きてしまう
この鼓動が少し歯痒い
命にしがみつく
そのがむしゃらが
ひどく醜く感じて
一滴のタナトス
腐敗の彼方の透明
綺麗事とキレイの分水嶺
書きたいことと書き得ないことが
喉元で
いや
ハラワタで
うごめいている
この魂への致命傷になるだろう
殺したいのじゃない
飛びたいのだ
翔びたいのだ
ただ生きてしまう
その鼓動が少し愛しい
握れ 握ってくれ
今すぐにだ 私の手が
触れてしまう 前に
強く もっと強く
僕らにあるのは
甘い痛みで ゆっくりと
そんな残酷
触れようとした指先で痛めつけ
殺そうとした声が傷口に共鳴してしまう
何度となく繰り替えした
馬鹿みたいに まったくバカみたいに
ひと思いに 一瞬でとか
そんな優しさは持ち合わせちゃいない
苦痛と快楽の狭間で
生涯を悶絶し続ければいい
血まみれなら純情なのかと
その心の臓に直接
まるで命みたいに熱いから
締め付けるだけで
握りつぶしはしないさ
それがホントの望み だろ?
なぁ
君がくれるものは 全てが僕の幸せ
嬉しさも喜びも 苦しみも悲しみも
君がくれる痛みが 宝物に変わったのは 君を信じた時から
蒼ざめた白浜も 滴る赤ワインも 君が僕にくれた幸せ
優しく生殺しにして
冷たく生殺しにして
どちらでも 君がくれるのなら 僕の宝物
白紙の答案用紙には自由があって
ゼロは無限大を含んだまま
天気予報にはない朝に
最上級のアイシテルを想った
あげたものなどない
あるのは千切って捨てたココロだ
優しさごっこはどこか汚くてね
いや
残酷さえ愛しいんだからさ
秒針だけが痛くて
呼吸を確かめてしまう
ただそこにある
ただ
私は拾っていく
砂浜で貝殻を集める無邪気な子どものように
さよならのほとんどが伝わらないままで
こんな真夜中にうずくまっている
忘れる と 押し殺す の
罪としての重さで踊る天秤の
あからさまに振り切る様を
予習どおりの驚愕で迎えた
言葉は汚してもいい
こころも
だが魂は汚すな
魂だけは
特別でなくてもいい でも
たったひとつで ありたいのです
絶望だけで書いた手紙の
なんと優しいことだろう
夢色だけで描いた明日は
嘘つき呼ばわりに耐えられるだろうか
ササクレだったこころの
痛みへの嗅覚が少し哀しくて
微睡みに落下する加速度の
幸福の1gで夜に溶ける
突き刺すようなアイシテルの裏腹に
言葉を枯らした男の背中が見えた気がした
ココロ八分目
足りないと意味を食いしばり
想い八分目
空白に宿る精霊だけを祈る
半分は さみしさなんだ
しあわせとか あいしてるとか
半分は さみしさなんだ
ゆめだとか 未来だとか
半分は サミシサなんだ
泪とか ため息とか
半分は サミシサなんだ
昨日とか 僕らとか
半分は 淋しさなんだ
クチビルや 抱擁さえ
半分は 淋しさなんだ
月だって 太陽もさ
半分は 寂しさなんだ
恋しさや 憎しみさえ
半分は さみしさなんだ
体液も 息苦しさもね
君が思ってる
何か思ってる
透明でもない
無色な君
君が僕を思ってる
黒か白か思ってる
光を差せば白くなり
闇を覆えば黒くなる
君が僕を思ってる
無色に黒か白が浮かんでる 最愛
まるで絶対神の最上級を望むように
手のひらに乗せた小さなキスを恐れ
そして祈っている
せめてシンジツであれと
だけどそれは
一点の曇りもないそれは
イデアの世界にしか生きられぬ定めの
そして僕は
モノクロの曖昧の住人であり続けるという
卑怯な安住に退屈なあくびをまき散らしている
触れなければ汚さなくていい
しかし
一体ナニを汚したくないのか
グレースケールは明白を隠し続けている
頷く理由を探し
祈ることで諦めていた
記憶と夢で創った
誰にも触れさせたくない愛
光の届かない穴の奥に隠れて
幸せだと君が呟く
願望が気配のフリをして
朝に充満する
むしろ絶対的な死よりも
残酷に充満する
君のいない夏が来る
君のいない夏が
しあわせという淡い発光は
明日を知らない奈落でだけ影を落とす
痕跡を感じようと
瀕死にこころをさらす愚かを
むしろ静かに笑おうか
やさしいからカナシイんじゃない
かなしいからヤサシイんだ
天国と地獄の境界線上を歩く
倒れるとき 吸いこまれる世界
優しさは強さ
悲しさは弱さ
生と死と愛に溺れ
瀕死を許された蜃気楼の中に 君を見つける
アイシテイルの捨て場所を
場違いな夜と死に探して
生殺しの惨劇を肴に
命という名の酩酊に溺れてみる
殺意が魂の再生への
素直な憧憬に収束するまでの時間を
永遠と呼ぶんだと天使が教えてくれた
予約済みのタマシイを
物欲しそうに眺める天使がね
その後の沈黙は
きっと盗作さ
と僕は
その薄汚れた翼を
物欲しそうに舐め回し返してやったのさ
さみしさを演じる罪を共謀して
詩人という罰を背負おうか
アイシテイルの捨て場所を
どす黒い翼で探す日々に
罪深き汗と聖なる発情を道連れにしてさ
過去の幻想に繋がれたまま
一時の現実に夢を見る
口から零れるのは伝えたかった心
目から溢れるのは過ぎ去った時間
僕だけが特別なモノを持っていると世界を達観する
世界はより特別なモノを持っているとも気付かずに
きっとその人が飛ぶのは
障害も敵も雨も風もない臆病な晴れた日
予感が確信に変わり
畏怖が優越に成り下がる日々
コントロール可能な狂気を
発狂寸前で振り回し
臨界は暴発にむせぶ夢を見る
牧神が酔ったのと同じ午後の微睡みの中で
神秘と日常の境界線の
オブラートのような細胞膜がふいに蕩けた
その刹那に
神によく似た風が
心臓の隅をすり抜ける
僕はまたひとつ 新しくて古い何かに気付き
それが無意識の闇で繋がった僕らの
共有し得る ある種の感覚への覚醒を
こちょこちょと刺激できると直感する
そして夢中で描写する
世界に溶け帰る
ただそれだけの為に
ね
彼はこの世で一番美しいものが好きだから
彼女の身体のどこに可愛いホクロがあるかを知らない
彼女が腐敗してしまえば彼は長年の呪縛から解放されるも
腐敗するような堕ちた女を彼は好かなかった
もう何年も愛し合っているような愛し方で
彼は彼女を裏切りながら呪縛の中で射精する
人みたいな 動物みたいな 虫みたいな 彼は堕天使
美に触れた指先が痛む
わかりきった禁断におびえる
衝動の突沸が言い訳を突き抜けるまで
僕はまた第三希望の君に吐息を預ける
研ぎ澄ましたはずの鋭角が
一度だけの覚悟で狙った
いや 狙うはずだったホンモノが
放物線の解を描き出す前に滑稽に色褪せた
安心したんだよ 実は
感じたフリでも怪我はする
無論 笑ったフリでもね
腐乱を蒸留した一滴の豊潤
ああ なんという甘美で陳腐な想像だろう
僕はわくわくしながらひからびていく
フリーズドライな心象は
熱く感じやすい体液にしか憑依できない
凍らせて 窒息させるんだ
もっと強く
もっと静かに
拒絶が怖くて逃げた
期待させられるだけ期待させて夢を膨らませたまま
相手の要求をくぐって逃げた
自分が後悔しないのが解る
相手が失恋に似た想いを抱くことも解る
でも相手はすぐにこっちを忘れる
相手はこっちを下に見ていたから
今は感謝の気持ちでいっぱいで
相手に尽くすことから解放されて自由を感じる
だからもっと自由に全てを楽しんでいこうと思う
死とか未練などは面倒臭いから自分の快楽を謳歌すると決めた
相手にはダサく見えるかもしれないがそれが自分の精一杯だ
詩じゃなくてすまん
想いを捨てたのなら
捨てられたのなら
だれかの背中は
推定詩人
彼の深い深い言葉の意味を汲み取れずにいる
ストレートに言ってくれないのは僕を敬遠しているから
馬鹿でも解るそんなこと
段々心の中から存在が薄れていくのだろう
あの日から誰も迎えになんて来てくれない
今日は悲観の日
ボクラより遠く エイエン透かした
ハロー ハロー Hello
夢に殺された オモチャの墓場で
Hello Hello ハロー
それは素敵な 悲劇の始まり
泣き虫毛虫が 世界を回すよ
---
明日の朝は早く 痛み出したなら
ハロー ハロー Hello
夢枕抱いて 朝に溺れましょ
Hello Hello ハロー
ほんの短い 鼓動の奇跡と
卑猥な血潮が 僕らの引力
---
---
光より速く 時を超えるモノ
ヘロー ハロー Hello
ココロより強く 命も宿した
Hello Hello ハロー
Hello Hello ハロー
Hello Hello Hello〜♪
朝のワルツ
やっぱり朝の素足が少し冷たくて
それをまだ認めたがらない僕の中で
燃え残った夏が疼いているのだなぁ
ってね
夏休みと放課後のどこかに
君という奇跡ヘの扉が
君という季節への扉が隠れていると
信じ続ける少年を殺せないまま
そんな悲劇を笑い話にできる強さで
ひとりで踊る朝のワルツ
ひとりで踊る優しいワルツ
ひとりで踊る奇妙なワルツ
ひとりで踊る悲しいワルツ
ほんの少し
本当にほんの少しだけ
サヨナラの混じった
アイシテルの
透明なはずの水の中に
気付かれず潜む碧のような
神の無機質で冷淡な優しさのような
静かな しずかな
無限の静寂より静かな
そんな色でね
多分 描きたいのは
そんな僕
そんな君
そんなボクラ
今気が付いたのだけれども ね
いつか 僕らは 夢になる
いつか 僕らが 夢になる
いつか 僕らは 夢と消え
いつか 僕らで 夢になる
いつか 僕らを 夢に見て
いつか 僕らの 夢となれ
いつも 僕らは 夢に泣き
いつか 僕らも 夢の夢
彼が天才だったということは
さして重要ではなく
彼が幸福に人生を終えただろうと
想像できるということが
重要ではないかと思う
大いなるカリスマ
求愛し続けた寂しがり屋
その革命は誰の血も流さずに
世界を包み込み
名もなき僕らが
自由を泣き叫ぶ武器を手にしている
お疲れ おやすみ SJ
育ちのいい王子タイプな彼なのに
悪いカエルにそそのかされて
気持ちの悪い空気を吸って気持ちよさそうにしている
豚野郎の歌
そうさ オイラは豚野郎〜 変態オイラは豚野郎〜
だけど
そうだぜ オイラは豚野郎〜 変態オイラは豚野郎〜
愛に溺れた日々に 呪いをかけてくれ
いっそ不埒なままで ココロも犯して〜
そうさ オイラは豚野郎〜 変態オイラは豚野郎〜
天下御免の豚野郎 アタリキシャリキの豚野郎
++
そうさ アンタも豚野郎〜 変態オイラと豚野郎〜
慇懃無礼さ 豚野郎〜 ヘンタイ メンタイ 愚連隊
恋に焦がれたままの 無様な猿芝居
割りとよくあることと さあ笑い飛ばせ
だけど キスして 愛して ××して
ラララララ
そして 許して 溶かして
いっそ殺して〜
そうだぜ オイラは豚野郎〜 だけど お気に召すまま豚野郎〜
どうせ 世界は豚野郎 お呼びじゃないのさ 豚野郎〜
+
どうだオイラは 豚野郎〜 見上げたもんだぜ 豚野郎〜
天下御免の豚野郎〜 ヘンタイ メンタイ モーマンタイ
イェ〜
らーらららららら らららららー ラーララララララ ラララララ〜
らーらららららら らららららー ラーララララララ ラララララ〜♪
僕には月を
静寂だけが音もなく降る夜
犯せもしない罪を懺悔して
綺麗事の羽根をまた手に入れた
毒を垂らした妄想の海を翔ぶ
使い捨てのおとぎ話をひとつ
不慣れな出来心の投げキスが
ダーツのど真ん中を貫くぐらいの
そりゃぁ素敵な確率で
君を羅列してみたんだ
飽きもせずね
えぐるのは 眼球か
それとも心臓か
同じ痛みでバランスしたという記憶も
その後の朦朧も
全部
ZENNBU
僕には月を 空には無常を
悪いけど僕の時計はまた狂いはじめたんだよ
夢にまでみた残酷な未来へとね
君には星を 帰り道の温もりも少しだけ
幾度も幾度も
記憶の抜け殻
涙が止まらない
もう二度と見れない
帰る場所もない
貴女は確かにそこにいるのに
あの頃の貴女はいない
惜別の思いに涙があふれる
あの頃がただ恋しくて
手を伸ばせば貴女がいる
何がそうさしたのか
今なら回避できたか
貴女を恨む気持ちが生まれ
あの頃の貴女を自ら葬った
あと数年できたはず
二度と会えない貴女
真夜中にある狂気
平凡ないつもの不眠症
発散した乱数
1/fを踏み外した奈落へと
用意周到なパラシュートを抱きしめて踊る
暗号など含まないノイズの
邪気も精霊もごった煮のパーティーの中で
浮遊し拡散するタナトスは
若さの持つあの青臭さと同じ
才能じゃない
ただの季節なんだと
紫煙の記憶が染み付いたシーツに
唾液に似た夢の途中がへばりついていた
つつつ つーつーつー つつつっ
ツツツ ツーツーツー ツツツッ
子宮と癒着した心象がまだ
発作的に突沸する激情が今
つつつ つーつーつー つつつっ
ツツツ ツーツーツー ツツツッ
つつつ つーつーつー つつつっ
ツツツ ツーツー .. . .. . 夕焼けを見つけた
哀しいだけの茜を
いつからか 君の記憶さえ
醜く汚れた薄膜が被覆し
色情と絶望の象徴になってしまった
ねえ 消えない君
僕の罪は いつか許されるかい?
今でも欲しいんだ
唯一つ
唯一つの
綺麗はいつも 少し悲しくて
サミシサゴッコのの帰り道に
いつも探し続けている口笛が
みんな誰かさんの面影にさ
吸い込まれてしまうんだよ
馬鹿みたいだろ
夢とか未来とか
光とか希望とか
そんな浮ついた汚物に濁らない魔法がさ
使えたらって思う
空白ほど卑怯じゃなくて
ため息ほどひ弱じゃなくてさ
まるで恋だと意識する前の
胸ぐら辺りにうずくまるあいつ
もやもやした得体の知れない気持ちの塊
心臓の周りをうごめく感情以前
吐き出した瞬間に壊死してしまうような
そんな そんな ね そんなやつを
妖精を生け捕りにできると思う?
僕は言葉で
この言葉で浮かび上がらせたいんだ
歯痒いけれど
少なくとも嘘ではないナニカかを
一つ一つココロに聞く
見ず知らずの魂とでさえ
いや だからこそ
共振し合えると
信じているから
ねえ 感じる?
ねえ いい月だよ
スイッチは
この朝のどこかに隠れている
探そうとした指先が
我知らずこころの粘膜に触れようとした
けど
驚いて手を引っ込めてしまったね
見ちゃったんだ
いや
嘘だけどもね
痛いよ きっと
でも痛くない
思ってるほど
もう痛くはないんだ
痛くなんてないんだ
ないんだってばぁ
スイッチは
この朝のどこかに隠れている
知ってるよね
きっとみんながさ
静かで優しい絶望が
この夜に降り積る
柔らかくて残酷な欠乏が
この心を浸食していく
肌からしか補給できない愛情のようなものや
想いでしか補充できない体温のようなものが
詩人という寡黙な狂気を目覚めさせ
殺気にまみれた言の葉を
言の葉とやらを
誰彼構わず投げつけたい衝動が
甘くて苦い衝動が
僕を
くちびるを
指先を
ああぁ
静かで優しい絶望を
君の夜に少しだけ
柔らかくて残酷な欠乏も
その心にひとしずく
致命のキスでいい
朝までにたったひとつで
美しい 白い月のような
そんな幻を
歪んだ夜の深淵に捨てる
魔法か 呪いか
介錯か 抱擁か
いや 何もなかったとしても
ここにいたいのさ
ただ機能する命の
命の奥底で
嗚咽するこころが 唄うのをやめないうちは
見えない月を 静か想う 素敵な楽曲、勝手にいただいております
それらから特別に思い入れのあるものを厳選し
3ヶ月でアルバム4枚分になりました
申し訳ございませんが、一生の宝物です
天に心より感謝
気配が錯綜する
優しくて凶暴な気配が
空虚なこころの抜け殻が
まだ命の余韻を残して
ここにある
微睡みを噛み締めれば
意味は容易く氷解し
瞼を閉じなければ見えぬ光の
見えぬ光の
世界と繋がりたくてこころを泳ぐ
この暗闇の秘密を暴かなければ
暴かなければと
願望はさっき殺したよ
世界は今とても静かだ
僕さえも理解できない暗号を
誰にも聞こえない声で歌ったんだ
ほんとさ
確かに伝わった気がしてたのは
混線した記憶と妄想の落とした
奇妙で綺麗な結晶のせいだろう
何も聞こえないこころに
魔法を掛けようか
もう何も
もうナニもいらないと
錆びた魔法は僕に
またどこかの真夜中辺りで
汚物まみれの優しさや
禁断に濁った純情を落とすだろう
このサミシサという平凡に
特別という色を落としたいなんて
殺したはずの身勝手な願望を
満たすためにさ
生まれたばかりの朝は すぐに年老いて
生まれたばかりの気持ちも 見殺しにされてしまう運命にある
生まれたばかりのこころが 今 まさに感知した
生まれる前の こころより前の !(ビックリ)を
書き留めたくて この指先は走る
つまずいたら消えるナニカの
微かな余韻だけでもいい
書き留めておきたくて
それままるで
天使に会ったんだと言い張る虚言癖の子供の
白い羽根を一枚だけ欲しがるのと同じ
掴んだと思った手のひらを
まだ小さくて汗ばむほどに力んだ その手のひらを
開く前のオソルオソル
言い訳は用意したさ
子供らしさをまとっただけの魔物がほくそ笑んだ
ないんじゃないんだ
見えないだけだよ
君には
と
そして
僕にも だけどさ
っと
小さく舌打ち
神様はいるのかなぁ
朝は どこに消えちゃうのかなぁ
生まれたばかりの朝は いま あくびをしている
生まれたばかりのこの鼓動を 生け捕りにしたいんだよ
あのね
生まれたばかりの ボクラという鼓動をさ
虹色に輝く世界の不思議や
あの娘が膣内に隠した秘密も暴けぬまま
ほら 静かに今日がまた終わろうとしている
穏やかな春の風が吹く街に立つ
ぼくらの背中は 弱々しく
微かな光に溶けて 今にも消えそうだ
遠くで聞こえた その鼓動を
僅かに感じた体温を
これはホンモノなんだって 泣き叫びながら
必死で抱き締めた
遺伝子はひ弱で
歌ばかり僕に落とすけれど
発狂寸前のデタラメを
どんな風に振り回したらいいのか
皮膚が邪魔で心臓に届かないメッセージを
まだ人類の辞書にない絵の具で
ありがちなメロディーに絡めた魔法が
心象の類型に共振する奇跡を
神秘なんていらない
ただのゴミでいい
金に飢えて愛に飢えたゴミが
叫び方を思い出すまでの
永くて短い呼吸の
夢に似た
夢によく似た 夕焼けワルツ
よく晴れた 午後に浮かぶ
剥き出しのままの めまいは
どこまでも続く 碧
悲しいほどの 透明
風が今 呟いた
陽炎のよな サヨナラ
秘密ばかりの 玉手箱
開けもしなかった 愚か者
また 逢える日々の 光遥か 時々夢
今 ここに いたら 作り話 時々雨
泣き腫れた こころのすみ 時々闇
アイシテルを 教えて
残酷な 白日の
力任せな 愛撫は
血のような 夜の前
予感におびえる 肌の奥
--- --- --- ---
よく晴れた 午後の端
剥き出しのままの アノコロ
ため息のよな 刹那
笑えるほどの 薄情
風が今 呟いた
うめきみたいな バカヤロウ
秘密ばかりの 玉手箱
触れもせずの 虚け者
産み落とせもせず 噛み殺した 殺し続けた
産声の ミイラ-達の 呪いの歌
有りもしない 思-い-出幾つ 時々毒
一人きりの ワルツを
夕焼けが 紅く紅く
痛みのように 燃えたら
空っぽな はずの胸
shall we dance ルルルラー
夕映えが 遠くトオク
疼きのように 消えても
空っぽな はずの胸
shall we dance ルルルラー
shall we dance...
はみ出し禁止
今日をはみ出したナニカが
未来でもなく昨日でもないどこかに 拡張して
僕をはみ出したボクが
夢でもなく絶望でもないナニカに 拡散する
下書きを無理に無視するより
黄ばんだワラ半紙でもいい
フリーハンドの爆発を
暴走を描けたらいい
明日じゃないいつかに
僕に似ただけのボクが揺れる夢
バラ色の苦悩とか
雁字搦めの天国とか
想像を軽やかに粉砕したご機嫌が
まだ偽善や綺麗事の混じらないゴキゲンが
今日の延長線上の
ボクラに内包されたある種の不思議として
検知したんだ
確かに
検知したんだ
僕の錆びたアンテナがね
身延線にみとれる
二両編成の哀愁が
僕らの夜を横切っていった
鉄橋をポリリズムで刻みながら
ため息を海の方にでも
運んでいくのだろうか
その後に残った余韻混じりの雑踏には
やっぱりあの哀愁が浮かび上がっていたんだ
君の絶望とやらに接続した僕は
窒息の向こうの透明に目を細めながら
体温を失っても
サミシサは消えないんだろうなと
意味もなく感じたんだ
意味もなくね
生を無駄遣いしてもいいなら
命という大いなる暇つぶしも
あながち悪くないさ
恋に含まれた嘘で
もう塗り潰さなくてもいいんだ
さみしくていいのさ
二両編成の哀愁が
僕らの世界を横切っていった
僕らという感傷を横切っていったよ
何度も訪れる場所に意識がある
意識は僕の中にある
僕の中に君がいる
美しくて退屈な交尾で
完結する平凡があって
純情ぶることも
汚れきることも出来ずに
僕の夜は平凡の遠くで涙ぐむ
腐敗したハラワタを隠した君にしか
引力を感知しない心臓が
わかりやすい演技の底辺に透けた
カナシミに発情した
この喜劇を終わらせる最終楽章の切っ先が
かすり傷を負わせた魂に
愛撫より優しく
断末魔より鋭い
祈りに似た恥辱を垂らす
己が欲望が呪いのように心を逆流する
自己愛が不自然に生理的欲求を攻撃する
吐き気がするくらいに嫌いなのに
愛を乞う滑稽がここ踊る
美しくて退屈な抱擁で
完結したい命がまだ
燃え残っている
ある種の陶酔を伴った絶望のことを
僕らは時々シアワセと呼んだりする
命をかけて愛した貴方に
顔向けできないほどに穢れた私は
時々自分が誰だか分からなくなって
意識が遠のいて途切れてしまう
感情のないただの肉の塊なら高所から落ちても
痛くなんてないはずなんだ 韓国の日本に対する見下しぶりを詩にしてみてください!
「韓国の日本に対する見下しぶりを詩にしてみてください!」
と
恥ずかし気もなく書き込める君のロジックについてでさえ
僕に詩情の高揚をもたらさない
まあ
なまくらな言葉でも振り回せば怪我ぐらいはする
自己責任で振り回せ
骨は拾ってやらんが
風が泣いてる
名前を呼んでほしくて
水が倒れてる
愛していると言ってほしくて
音が枯れてる
抱きしめてほしくて
僕が死んでる
誰の中にも存在できなくて
ここはポエマーが集う場所ですよ?
あなたも見るあほう
笑ってばかりいないでご自分も乱れてみたら? わたし今ねPC壊れてないんです(笑)
だからねidが変わらないんですよ〜〜〜
せいぜい なりすましに励んで下さいっ! あっ さっきと やっと変わりましたー!w
こんな感じなんで もはや修復不可能なんです。
交尾の歌 (蔵出しだが)
飛び切りのラブソングを一つ
こっちにおいで 交尾をしよう
何もない未来だから 怖がらなくていい
愛しい人よ 交尾をしよう
飾りを外した肉体がどんなに露骨なのか
思ったより痛んだ髪の毛を撫でながら
笑い飛ばしてしまおう
僕は瞬きもせずに、その瞳から
たいそうな美意識を覗き込んでみせるよ
自然な好きだから言うのさ、ベイビー
こっちにおいで 交尾をしよう
可笑しいけれど、あの頃より好きなんだよ
許しておくれよ そして交尾をしよう
愛してるにはさ どうしても、どうしても
綺麗事が混じるだろ
だから 僕はささやくんだよ
愛しい人よ 交尾をしよう
優しい子宮に辿り着けたら
僕はとこしえの眠りにつく
寝相は悪いかもしれないよ
だからベイベー、交尾をしよう
だからベイベー、交尾をしよう 蝶 ◆Ny8weMFDdsに吐息を吹き掛けて〜うんこという字を〜書いて消す〜〜
暴力的な言葉で
頭を引っ叩く
ドスンとボディーブロー
グサッと心臓を
チクリと眼球を
ヒヤッと頸動脈を
ちょこっとほっぺを
露骨な愛撫を
子宮を鷲掴みに
残酷なトドメを
無慈悲な真実を
濁らない純情を
音を伴ってしまった絵の具が
原稿用紙からはみ出して
その命の源流にまで辿り着いて
とっても単純な
あのたったひとつを暴いてから
空に帰れたらいい
空に帰れたらね
ひからびたサーモンは お刺身じゃない
ひからびたサーモンは やっぱりかなしみなんだ
腐敗したサーモンは オサシミじゃない
腐敗したサーモンは ただの汚物なんだ
宿題がない夏休みが あるといいね
神様にお願いしておこう
夏休みはもう終わりだよ
ゴミはカナシミだよね
ゴミは楽しみだね
ゴミは楽しみだよね
袋に入ったゴミは ゴミじゃない
袋に入ったゴミは やっぱりたのしみなんだ
燃やされたゴミは ゴミじゃない
燃やされたゴミは ただの灰なんだ
残業のない日勤が あるといいね
課長にお願いしておこう
日勤はもう終わりだよ
サーモンはオサシミだよね
愛し始めてる あなたを
意識している 常に
すべては幻と化して 終えてしまうことを
私だけが 知っている
2012年夏の思い出をありがとう
ゆっくりと進行していく崩壊が
遠く微かな
でも強く確かな薫りを醸し出していた
ココロはすでに原型を失ってしまって
嗅覚がじゅくじゅくとした茶褐色の求愛の
嗚咽のような
こみ上げてきた胃酸のような
あの味覚までも伴った臭気を
恥ずかし気もなくまき散らしていた
ふと腐っていく自分を見つめているこの視線を思う
一番最初にとろけた右の眼球は
一体ナニを見つめていたのか
一体ナニを探していたのか
一体ナニを
一体
解読された四進法の暗号の中の
もうひとつの暗号になら触れたかった
もうひとつの暗号にならなりたかった
わからないんじゃない
感じないだけだったんだ 愛して愛して愛し続けて
愛してないふりなんてしたもんだから
ズドーンと痛んだのは自分の胸だけでした overwhelming...
闇間に輝く同じ満月を見上げているなんて
全く想像も出来ないことです!
何かわからないですが
いきなりで恐いような不思議な気持ち
ああ、今すぐに会いたいと言っておいて
突然のことにしり込みしちゃう感じ
それで思い出したのですが
心の準備して初めてあなたに会う4時間くらい前でしょうか?
全く人違いかも知れないけれど
違う服(黒T)着たすごーく似た人を見かけて声かけられなかった事がありました
その人は会館の扉の外に一人で立って煙草吸うでもなく
一息入れるといった風に駐車場方向を見ていました
スタッフかも知れませんが、その人と話そうとすればそれは出来たのですが
じろじろ見ては駄目だと思ってちらっとだけ10m程離れて見て
知らんぷりで下向いて通り過ぎました
実際会った時には雨降りでしたが、その時点では晴れていて...
なんて屁たれな思い出、それに似た気持ちを今日感じました
この話のポイントは、その人が本人かどうかではありませんのであしからず 本気になってもいいの?
あなたのせいで気がおかしくなりました
どうしてこんなきちがい製造したりしたの?
1年経過してちゃんとした詩らしい詩も書けない
またよく考えてみるけど
黙って待っているだけでは何も変わらないって思った 「きっかけについて」
何も深く考えないで反射的に作業しているだけ
そんな毎日に飽き飽きしてたんだ
実生活を効率的に廻す”代用可能歯車”ではなくて
夢を追うに近いような仕事している人が素敵に見えた
青白い顔で青臭い事語る瞳が輝いていた
そこが第一の魅力だったのかもしれない
自分には芸も才もないけど
そんな才がある人を応援したいなって思った
最初は黙って見てるだけだったけど
何故だか共に生きてる気がしてきて
段々未知の世界に引き込まれてきたみたい
ねえ、一緒に走ろうよって言いましたか? 泣きたいのはこっちだ
書き込めないだけじゃなく開けない規制も多い
自分女々しいやつだな
どうしていいかわからない
気を取り直そう
あの人なら
理由説明すれば絶対理解してくれるはず
詩人未遂のまま終わらず再起出来ますように
夜が好きです
静かな夜が好きです
ただ 眠くなるだけの
静かな夜が好きです
明日への出口が行方不明になったら
捜索願なんて出さずに
終わらない夜を楽しみませんか
月の満ち欠けに恋をして
白河夜舟の夢宴を踊りましょう
時間切れのない舞踏会では
ガラスの靴はとうに時代遅れです
自問自答を始めた真夜中は
終電を待ち続けて途方に溺れていますよ
きっとね
だから
君が好きです
秘かな君が好きです
ただ 柔らかいだけの
秘かな夜が好きです
夜が好きです
静かな夜が好きです
ただ 眠くなるだけの
静かな君が好きです
思いの外冷え込んだ朝の
寒さに目覚めてしまう悲しみは
乱れた掛け布団を
そっと直してくれる
そんな指先への小さな渇望なのだ
気付かないような静かなそれ
そう
そして
気付かれないような微かなそれで
僕もいたいと
ひとりぼっちの指先を見つめる
思いの外冷え込んだ朝の
二度寝の夢の
夢のまた夢
最期の朝は
そんな寒さがいい