饂飩帳
生きるもの全ては活動している
あの小鳥だって毎日食うものを探してる
俺にはそれが出来るだろうか
活動しない者は消えていけばいい
実世界でもそうであって欲しい 甘えん坊
俺が何をした
俺が何をしたって言うんだ
俺は誰も傷付けたくない事を
誰にそれを気付いてもらいたい
庇った奴が俺に言うんだ
苦労は買ってでもしろってね
もし俺が神の力を手に入れたなら
黙って皆殺しだ
あんたもやるだろ?
おいそれは笑ってるのか?
そうかい 俺と君はいつも冷たい体を冷たい手で温め合おうとする
冷マイナス×冷マイナスはプラス
なんちってな
小学校の算数の話だが >>102
生きてることって不思議って思う不思議
いつの世もいつまでも変わらないで欲しい サージカルテープ
先端がドス黒く膨れ上がる
きつく巻き過ぎたんだ
取ろうなんて無駄な足掻きだ
小さな心臓が出来たように
それは激しく脈打ち冷たくなっていく
やがて破裂した風船のように肉が弾ける
あんまり勢いがいいものだから
痛みなんてマメが潰れる程度で済んだ
ほら 膝のところ
巻かれた部分の傷跡なんて綺麗なものさ
さあ
無い足を引きずって歩いていこう
次は腕だ
見栄
どいつもこいつも
小さい自分の存続の為に
日夜骨肉を削ってる
あんたも手に持ってるだろ
話せない事と話したくない事が
記された分厚い本をさ
なぁそれの維持費はいくらだい?
そんな目立つ物を持ってるから
他の奴らに疑われたり狙われるんだ
俺?無いよ?
俺は生き字引だから
独り歩きした世界が出来ていたり
いやその中は空っぽかもしれないが サンキュー
さらさらっとした太陽の光が
水たまりに溶ける
乾いた砂場に乾いた雑草が風に揺れる
踊りたい 君と踊りたいな
きっと楽しいよ手足をバタバタと
子供みたいにさ 心から
枯れ木に花を咲かせましょう
猫も小鳥もゆらゆらダンシング
大きな栗の木の下で
最高の一時を
サンキュー 傍観
靴の先から軍手の先まで身体中
砂に蜂蜜の混ざったようなものが入ってる
手に持つ道具が真っ赤に焼ける
思わず地面に落としたそれを
誰かが足で蹴飛ばす
次第に地面の下から巨大な刃が迫り出す
何かが俺の髪の毛に引っかかる
砂煙の中に幻を見る
乾いた喉に紫色の飛沫がかかる
そうだ 今分かった
あれは俺だったんだ そう思った矢先
あいつは俺の顔を見て こう言い放つ
「無知で良かったな。お前を誰も攻めや出来ないさ」
俺は目を合わせることなく俯いた 紐っぽい卵の糸みたいな奴の事
しじみ汁に八つ裂き卵を入れながら
ケンジーは現在も活動中だよ
思い返せば時を遡ること一分半
ケンジーは大事な栄養素を買ってくるのを忘れました
卵の白身に入ってるなんか太っぽい糸みたいな
黄色いつーか クリーム色っつーか まぁいいや
あれを作ってるの群馬県の卵区なんだってね
俺知らなかったよ え?やっぱり知らない?
あっぶねー 俺結構知らないからさー
えぇあケンジーは栄養について詳しいんだ
そりゃスーパーで働いてれば身につくってものだ
ご苦労様って感じだけどな あれから三十年か
ケンジーも頑張ってるよな 若くないのにな
あ、ケンジーに卵の白っぽいの入りまーす 悩み
人が人の命を創るのが「産む」のなら
人が人を命を絶つのが「殺す」のなら
殺風景の反対が産風景になってもいいよな?
でも苦しいなこの表現は痛いよな
なんちゃら47みたいだもんね
あー!なんで正反対になれないんだ
こんなんだから俺は都合と不都合の奴隷なんだ
俺は自分の辞典を作って生きてる
いっそ殺してくれよ その後こっそり産まなくていい 現役の世界
昔のように戻ってと君は言う
それは間違いだ
君の知るもっと前までを
僕は戻ってる
象の形にくり抜かれた
可愛い水遊び場が見えるだろう
そこで無邪気に遊ぶ僕達と しゃがんで
俯き顔で手で水を掻く大人達
慣れてない大人は子供好みに作られた
物体にアレルギー反応を起こすから
彼と彼女らはそれを嫌がっている
それってなんなんだろうね
僕らの世界に交わるのが嫌なんだろうか
子供の頃って
なんで子供らしい感情がないんだろう
僕はヒステリーになってそこに飛び込んだ
浅瀬なのにね 痛いって思う前に泣いてた
それで 不幸中の幸い
足を突き指しただけで済んだんだ 育み
僕を形作る多くのもの
それらが成分表みたいに
明記してあればいいのに
そうすりゃ馬鹿な僕でも
足りないものが分かるだろ?
でも人間みたいなのに限っては
書かれることのない
キャリーオーバーみたいなのが
とっても重要な気がする
だから今までを振り返って
僕が一番なりたかったものが分かった
僕は生まれながらに僕は
僕の親になりたい
そして僕の今までの
全てのことを見守りたかった
あぁそうか
だから人は自分の子供を育てるのか
空手前代一直線
俺の生徒に変わった独り歩きしたやつがいる
そいつの名は古城サレンダー
ハーフじゃないよ キラキラ☆ネームね
えぇ?帯で鼻をほじるだってー?
いかんそれは遺憾な
この一本松あ相手になってやろう!
そりゃー
あー人種違いますね こんにちわ饂飩です。
貝割れ大根と四葉のクローゼットの分別をしております 君の手をずっと握って
飽きても痛くても
滑っても転んでも
ずっとずっと
離れなくなるまで! あたしの手をずっと握って
飽きても痛くても
滑っても転んでも
ずっとずっと
離れなくなるまで!
友達だって認めたでしょう?
この我侭どうかきいてよ! トランスミッター
影法師の子供が朝方遠くへ遊びに行ったまま
戻ってこないでとうとう夜になってしまった
君が受信出来るのは 光か闇か
明日見つけるには遅いんだ 闇に喰われてしまうんだよ
朝日を浴びた瞬間にあの子はトナーのように細かくなって
スズメがくしゃみしただけでも飛び散ってしまうよ
君の力を借りたい
鉄階段を駆け下りてあの部屋に向かおう
棚に置いてあるCDジャケットの
封印シールを剥がす
オレンジ色の円盤が入ってるはずだ
番号だ 円盤に刻まれた番号を教えて欲しい
君にしか分からない
そうだそれを読んでくれればいい
ふと場面が飛ぶ
雑念と因縁が湧き出る泉のそばに
君は腰掛けている
足の小指が紫色に腫れ上がっていて
何かあったのか?と僕が聞くと
君は 忘れたことを忘れたよと
小さく困った様な笑みを浮かべた
この建屋のロッカー室を探せ
彼が戻ってこないのは
小さな体がすっぽりと隠せる
闇にはまってしまったからだ
君のから聴こえるぞ
彼の啜り泣く声が
近い場所に居たんだ
きっとまだ
間に合うから
川辺
目が吸い込まれていく
顔と手が流れていく
まつ毛と踵は打ち砕け
肩と両足は背中から転がり落ちる
グラスファイバーの水面が大きく揺れた 電柱にファスナーが縫い付けてある
ネバネバした水が染み出してる
帰らなきゃ! マニュピレーター
掴む
離れる
回して
逆立つ
髪の毛
骨髄
裁断
識別
破断
溶断
熱処理
構築
掴む
離れる
血管
編集
根元を回す
下に落ちる
二つに重ねる
丈夫になった
カブトエビの事を考えてみる
裏には殻がついてない
あるのは肉とモヤシみたいな細い足だ
エビなのにスーパーで見たことない
大きく尖った角持つのがオス
尾びれが広がってるのがメス
声帯は持っていないがミシミシ鳴る
産卵期には紫色の卵を岩の裏に産み付ける
水族館よりも淡水生物館などで見られる
好物はカニカマとかっぱえびせん
カブトエビって
想像ではこんな生き物だと思う 踊らされてるのはお前のほうだろ
自分を見据えた上で俺を馬鹿にしてほしいな 妄想成敗
俺は儲かる話が好きだ
もらえるものは頂く
ばれなきゃ何でもありだ
でも人には優しいのさ
金塊の隠し場所を知っているからね
しらばっくれるなんて訳ないよ
実は俺の物だ
そしてみんなの物だ
だから俺が使う
文句無いだろ?
お前を随分面倒見てやったな
どれだけお前を助けたか覚えてないさ
俺が居なきゃお前なんてここに居ないよ
俺のお陰だろ
色々仕事も儲かる話も教えてやった
お前がそれをやったかは知らないがな
その様子だとしてなかったんだな
俺に恩を感じたくないんだろ
だからそれ なんだろ?
あああああああああああ
俺は死にたくない
死にたくないんだ
助けてくれ
嫌だ!!
壁に手をつき腰を抜かしたお前は
口に泡をつけながら俺に訴える
俺はそいつを躊躇無く叩き斬った 大体人間30にもなれば
光ることはあっても輝くことはないね
減り続ける一方だ 早く諦めなければ こんにちは
東日本大震災があって、今も怪しく揺れているぽいので
少し心配しています
ごはんしっかり食べて、元気なからだをたもっていてね
ちなみにここは読んでません
うどんくんへ(漢字はむずかしい)
もうきん もうきん(何故か変換出来ない)さん、読んでくれてなくてありがとう。
久々に会えて、わざわざ心配してくださる貴方の優しさが、
いじけてる俺には何だか辛いです。
色々ここで酷い事書いてるけど、いつだって相変わらずの麺でございます。
猛禽(これだ!)さんの事あまり知らないけど、
花粉対策しっかりなさってお身体に気を付けてくださいね。
ありがとう! 心が死ぬ時に花は枯れるか
それとも
それともは無い グリード
たまに落ち葉を踏んだような乾いた音がする
お腹の辺りから シャツを捲ってごらんよ
君のお腹には大きな裂け目がある
どれをどう食べればこんなになるんだい
君の体はまるでセミの抜け殻だ
その中に今までの長ったらしい言い訳を
腸詰めにして詰め込んでいたのか
聞かなかった振りをして右耳から左耳へ
通った言葉が迷い込んだのか
君はお腹からそれらを取り出し
目の前に並べたら
おやつでも食べるかのように
美味しそうに食べ始めた
何から選ばせたって答えは同じ
君の思い通りさ 湖のあるベッド
僕が眠るベッドが水の中
沈まずに静かに回転して行く
様子を見た
僕の隣にいる君
が朝まで
眠らずに息を殺している様な
振りをしてる
僕は顔を布団に擦り付け
目覚めることもしないで
枕の下にある君の手の上に乗った
湖の水面に波が立つ
相変わらずベットが水中を揺蕩う
湖に居る僕を見つめる君
の横で僕は君の足を蹴る
君が息を漏らすとベッドが萎んだ イミテーション
壁に引っ掛けたガラクタを見て奴らは感動した
地面にこぼした水を見て奴らは驚愕した
錯覚なのか 暗示なのか
どうだっていい 都合の良い反応さ
電車の走る音 耳に入れた吸殻
割れた便器に用を足すと
足元が変に冷たくなる
その不快感も大きな音に潰される
便器の隙間に灯りを入れようとすると
後ろから呼び止められて
耳の中に砂を流し込まれる
舌が痒いから
風呂場の軽石を舐めた 失敗。無理に題名を付けようとするからいけないんだな。 地面
サイコロの目は全て同じだから乱数なんてものは存在しない
例えるなら確実すぎる確実の中に我々は根を張ってる
それは空気なんかよりずっと地面は確かなものだった
壁は地面で地面は壁だ 宙に浮き続ける物などない
我々の地面からの繋がりを断つに断てない生き物の一つだ
過去と現在一つの線で結ぶとするならその線が地面であり
人生である
この当然過ぎる当然の中で我々は生まれ死んでいく
それは揺るぎのない
事実過ぎる事実である
説教を垂れてた野郎はどこかに行っちまったよ。
地面の上に立って 安全靴。そしてヘルメットを被れ
とりあえず思い切り両足を叩きつけろ
底という底がなくなるから全てのものは落下する
落下し続ける 落ちることがないんだ 接点はないんだから
そうさ
地面がなくなっても俺たちは平気なんだ
地面がなけりゃ
俺たちは死ぬこともないし 傷付くこともない
地面がないって
地面がないって
使えない奴だって言われることもないし
俺って駄目人間だって思うこともない
それに不味い飯を食うこともないし
第一 勉強なんてしなくていいんだ
地面がないって!
地面がないって!
最高に幸せだろ!! 誰かが言った
「優しさでは金は買えない
金がないから人は狂うんだ」
そんな流れなのか
理由の無い殺し合いが盛んらしい
俺はこう言う
「愛を手に入れろ 愛は分け合える
一つしかないものを取り合うから人が死ぬんだ」
死ぬまで幸せで居られるように
愛に対し贅沢で欲張りな心を持ちな
俺は金では買えない利益がある事を知っているぜ
・・とっておいた昔のスレッドを読み返してたらさ、我ながら
あの時の方が言葉も作りも良く出来てるなって。
昔より経験も考え方も充実してるはずなのにね。今の俺は楽しめてない。
社会に出たてで、あの頃の方が大変だったはずなのに
どこか余裕があったのかな。それともただ俺が擦れてしまっただけか
いずれにせよ、面白くない。今も気持ちや感じたことを率直に書いてるのに 流出
外に出ないことで俺は世界を作り上げた
やがて人と話し 意見を述べる事で
俺は構築した世界の欠片を惜しげもなく
配りまわるようになる
気が付けば自分の世界を失っていた
代わりに部屋の壁は取り払われ
広い広い世界と繋がった
それは俺にとって敗北を意味していた
結果は分かっていたことだが
俺は生き伸びる道を選んだんだ
その選択は間違いなく成功
しかし死ぬまで後悔し続けることだろう
もう二度と会うことはないだろうな
はっきり別れを告げよう
さようなら 俺だけの魂
皆さん これからも宜しく 偽善者
愛を理解しようとしない人達が
掠め取った金を握りしめて
今日も階段を駆け上がって行く
彼らは 共存とは信頼の上では
成り立たないことを教えてくれる
信じていいのは 血と金だけ
両手で作る器の中
掌の中に最後まで残るものは
金か愛か 嘘か誠か
僕はこの先も長い間
自分の選んだ結果を気にしてる
そしてどこかで勝ち負けを求めてる
それがどうにも可笑しくて悔しくて
気が付くと笑いながら怒りを叫んでいた
今日も階段の下から
彼らの不注意な足が見える
僕は何もしない
何もしない
笑っているだけさ 上のタイトルはルサンチマンの方が似合うかな
じゃあそれにします。そうかじゃあ俺は今ルサンチマンか。
人間らしくなったな キツネにらりるけれ
野蛮な王子がいました
校舎の窓ガラス割ったり 生肉しか食べないし
あと身体中に毛皮を縫い付けてました
それにー変なドラッグもキメてます
誰かが言いました
王子はキツネなんだと
多くの人は王子を非難しました
でもみんな実はタヌキでした
お店には顔に油を塗る機械があります
洗面器に王子を座らせます
寄って集ってゼロ距離で石をぶつけ
みんなで殺しました
王子は痛いとも言わず
苦しい顔もせずに逝きました
みんなは王子にそこまでして初めて
化かされていたのに気が付きました
今更もう駄目です。
たった一人の王国はこうして滅びました 君は誰かに似ているな
そうだ!
何の取り柄もない死に損ないの僕そっくり! 人生に酷く影響を及ぼすものって他人の存在だけだよね
そもそも俺を産んだのも他人だし
生まれてきた以上は仕事しますよ 軍手
汚れた手で鏡を磨いている
僕の顔は酷くやつれていて
瞼と鼻は黒く目玉は赤い
頬に刻まれた傷は膿んでいて
同じように口も塞がる事はない
側に焼け焦げた軍手が落ちている
腐った臭いがする
今だにブツブツと燻ってる
僕は鏡を磨き続けます 抵抗するための道具なんて無かった
言葉でも仕事でも道具を使う癖はやめるべきだ
手ぶらだと自分では何も出来ないんだと分かってしまった
道具を作るための道具を作るため陰で何回も嫌味を言われる
そのせいかよく覚えておきたいことを忘れる
口に出した言葉が裏切ることもある
俺は何回も確認してその度に疲れる
腕は前より太くなったが頭は弱くなったように感じる
気がつかない間に時間が過ぎやがて俺も年老いる
結局は俺は道具を使うために道具に使われていたというのか
周りじゃ皆価値もない話題に耳を傾け調子が良いのは悪口のみ
大衆を避けるために篭って王国を築いた身であった
幻想と埃にまみれ唯々腐っていくのを確認しながら
朽ちていくのも悪くはなかった
残すものなどないのだから
道具に操られ己を失った生き物は虫ケラのように反応で生きればいい
俺もやがて心の自由を失い苦しみもがきながら大衆に呑まれて行く
しかし我々と呼べるものは何一つ無い
感情は道具のように扱えれば一人前です。
泣き言を言うなら辞めてもらおうか。 本当の善意
俺のは優しさじゃない
たまたま相手のニーズに合っていたってだけ
優しくした時に感じる幸せなんて偽物だ
勝手な思い込みで他人を計り
都合に合った展開に一喜一憂していただけなんだ
俺の善行の真意は俺にしか分からない
真に喜んでもらった事なんて知る由も無い
教えて欲しい
どうすれば本当に感謝されるのかを
エンカウンター
人と人は互いの存在に怯え
晴れることのない疑いに身を削っている
ある人は己の存在意義の為に虚勢を振りかざし
またある人は総てを見透かしたかのような目で嘲笑う
君と僕は一途に愛し合い
影響し合いながらそれぞれの可能性を喰い潰している
決められた人生ではないが既に歩き疲れているから
互いに求め合う物の違いに葛藤している
手を交わすことも泣き伏すことも
血を通わすことも水を分け合うことでさえ
隠れずに行う勇気があるだろうか
いつもそうだ
あいつは僕の傍から離れようとしない
声 とても苛つく 誰なんだか
言葉 耳障りだ 誰なんだか
態度 僕を怯えさせる
誰なんだか 誰なんだか
振り向くとそいつの肩が当たる
顔を上げるとそいつの顎が当たる
跪くとそいつの目から逃げられない
そいつは馬鹿な僕を笑う
その度にシワが次々出来て
今じゃ玉袋みたいな面をしてる
笑ってる事は
音でしか分からないけど
その度に僕は白線から飛び出したくなる
もう今じゃ
どんな顔をしてたか分からない
僕は我慢出来なくなって
振り向きざまに平手をお見舞いしたら
その玉袋はポリポリと自分の顔を掻いた シロップ
気だるい日常の中で動き回って
焼けた身体を無理矢理横に振り回す
俺の根性は腐れ切っているのに
空から吊るされた糸に引っ張られ
シロップのプールに引きずり落とされる
砂糖漬けになった俺は叫ぶのをやめ
プラスチックの管の中で眠る蛇みたいなった
手足は固まり自分で息をする事さえも出来やしない
すぐ先に見える出口の先は俺も知っている
そして前にしか進めないことが俺を苛つかせた
答えは先延ばしになるだけで逃れることは出来ない
いつだって縛られてないといけない
振動もせず 白く固まっていないと
俺は飛んでいってしまうんだろう 罪滅びず
無意識のうちに俺は
人を傷付けようとしている
誰かがそう仕向けているかのように
自分から言うのも変だから
黙っているけど罪を感じる
無意識のうちに俺は
人の手に噛み付いていたようだ
手の味なんて表面だけで中身は
そこまで大きくは変わらない
ただ 咀嚼をしながら罪は感じる
これが正当防衛だ
俺を殴りつけろ 僕が振り向いた音
気がついて見たらここはどこだろう
あんなにしつこかった呼び込む声も
けたたましく鳴り響く警鐘も消えた
リハーサルと本番の間のような無音と
緊張感が永遠に続く中に僕は放り込まれた
そんな気持ちでいっぱいになった時には
既に全く見覚えのない場所に足を踏み入れていた
ここは綺麗でもなく 汚れているでもない
だけど事より音が全くしないのだけは
僕をひたすら不安に陥れるだけだった
自分の呼吸ですら煩わしく聞こえるほどの無音
音を立てることが怖くてたまらず
その場にうずくまる僕は
やがて上から溶け出して来る闇に
抵抗する事なく飲まれていった
音も形もない物を触る
これがどれだけ辛く虚しいものなのか
情報など得られる訳がない
感触すらその度に変わり続け
安心することがない そう 心の静寂はない
耳を食い破られそうになった声と警鐘ですら
思い出すだけで胸が軽くなるくらいだ
見えないものを触っては地面に叩きつける
こんな事を繰り返してどれだけ時が過ぎただろう
いつものように息を殺して音も立てずに壊れて行く
感触を感じていたら 突然何かが聞こえてくる
足音のような 物を食べる音のような
一定した感覚で近づく音
僕の耳はその音にへばり付いた
周囲は振動する 靴が地面をノックする
音
革靴だ
そして男性だ
僕に変わって
迷い込んだのか
だけど
それは誰でもなかった
今分かった
これは過去だ
僕は振り向いた コココレンポキー
しゃだっくあれぎばれこんとれりあじばー
ぎふとれれれれれれれれれれれれれれれれ
ーーーーぴかおいきぎかつりかづれがいをわん
ぽあっかっかっかっはっはっはっははははははー
じゅぐつるおおおぽぶぶぶぶぶふうるつうっかいいいえう
ローマ字入力 それじゃ誰が頭のいい人か教えてあげようかー
えーとねー。やっぱやめた パノラマ人間
うっとおしい焼き付いた景色を消した
今のところベストな設定を維持し続けてる
俺の場所には乾いた塀も湿った枯れ木も無いぜ
あるいは防塵のガスコンロを使って焼いてみるか
今日はシジミを売りにくるおっさん来ないな
知らない海
膝まで近づけると怯えて飛び掛ってくる
海面までの距離は関係ない
乗っけたままの鉄板が滑り落ちる
誰か舵を取るものを持ってないだろうか
いたずらに泳いでいると失われる
無作為に甲羅と鱗が浮いた海
顔と手のひらを月に向け
試しに唱えて見るといいさ
天気と海面の変化を注意深く見て
唱えてみればいいさ
夜の波が背中を押し潰す前に 壁の向こうに行くのが夢で
真面目に勉強すればいけるとおもってた
でも僕は勉強が嫌いだ 晴れ渡る
イマジネーションの片隅で
引きずり込もうと待ち構えてる
刃向かうこともせず静かな流れに沿って
日の指す方へ目をやると一面の青空
昇り立つ雲は辻褄を合わせようともせず
適当に白く切り取っていく刻んで行く
ぼんやりと歩くと待ち伏せていた川
渡ることもせずに渡ることがない
後ろに倒れれば水の中に落ちていくから
イマジネーションの繰り返し
空と水と雲が混ざり合う 俺って自分で思ったよりイケメンじゃないや
アイデンティティって下らないな 人は誰でも望まない死を迎えることも
誰かを殺してしまうことだってある
想像は何よりも大切な作業で
事実と結びつけることで僕達は
それぞれの世界を創り上げている
だが僕らの想像力は時として事実を無視する
メトロノーム
絶え間なく打ちつけろ
それは一定の秩序を持ち
闇の中から聞こえる言葉
人の声 雑踏に飲まれぬよう
朝の光 夜の灯火に揺らがぬよう
争いの炎 敗北の雨に打ち消されぬよう
耳元で微かでもいい
途切れぬ鼓動のリズム
世の中の孤独の中
絶え間なく打ち続けろ 冷蔵庫が外に移ったようです
もう電気代かからないよね あー言っておきますが、先月エアコンかけたの10日くらいです本当です。 アンサー
これでもかと窓ガラスにヘンテコば数式を並べ書き
グチャグチャの答えを皿にも盛り付けずにあんぐり
むしゃりとそいつは食べるそしてこう言うんだ
忘れちまったよ!!
それが答えらしい
僕は納得がいかず答えを探そうと
窓ガラスを見つめるとそいつはこう言い放つ
訳の分かんねぇことをするな!
それが分からないらしい >>179
ありがとう。そうやって歳を重ねるごとに胸が重くなる。
きっとこの先の道は進めば進むほど細く、風が強まってくる
転がり落ちない為には、重さが必要なんだねきっと コンスタント
へりくだったり
ねじ曲げたり
誤ったり謝ったり
蹴落としたり
ひざまずいたり
語ったり騙ったり
どうやら人の事を分かってないね
もっとコンスタントに頼むぜ
頼んだり 無視だったり
笑ったり 無慈悲だったり
遊んだり 無関心だったり
板についてるね それ
あんたもやってるぜ
どうせならコンスタントに
諦めつくからコンスタントに
位置を変えるな 位置を変えるな
俺はここを離れたくないんだ 旧友
おいそこのあんた
俺のパーフェクトを知らないか
あれは俺を導くものだった
あれは俺を採点するものだった
なあそこのあんた
俺のパーフェクトを見なかったか
大自然のように文句の付け所のない
愛する人を守るように戦っていた
俺はパーフェクトを失望させた
やつはどこかに消えてしまった
彼もまた完璧ではなかったようだ
俺たち いつかまた会いえるといいな
一緒に酒でも飲めたらいいな
また会おう パーフェクト エンド
歪の中に光が見える
眩しく大きな光が
ビールの泡のように細かい
沢山の粒子が空へ昇る
渦巻く夜の星達が
白い森に隠れても
探す気になれば
いつでも見つかるなんて
思ってたのかもしれない
エンドからの先は見えない
その先には空白があるだけ
エンドの先は空白の道
それ以上は進めない
隣の彼らは進むべき道を目指し
隣の僕らはエンドの前で足踏み
叶わない夢は叶えよう
エンドの前で 気付かない
君に教えよう
終わりが終わりなんだと
諦めが始まりなんだと 影
気がつかないのは呆け始めてるから
悩まないのは気がつかないから
ほらまた後ろ指 可哀な奴だよ
眠れないのは風のせい
目覚めないのは夜のせい
ほらまただ お気の毒に
輝く虹色の空
酷い幻覚を見ちまってる
それは何もかもを
どうでもよくしてる
そうさそれは誰かのせいなんだ bara
ジレンマのフットワークは軽い
シマウマの背中の上には甘い君
木曜日の水道橋には沢山の人
土曜日の金閣寺には消防隊員
はじめまして!はじめまして!
私はあなたの下であぐらをかく
ナパームの中はメンソールがたっぷり
クリームの隠し味はドラマの名シーン
ミディアムのウェルダンには荒焦げ目
ローからブルーの間には辛うじて温度
御機嫌よう!御機嫌よう!
あなたは私の上で糸を引く
けたたましくもバラっと感じた
あなたと私のシンクロニシティ 全て忘れるに越したことはない
そしてこの先何も覚えられぬ有様だ 記憶操作 情報操作 人格操作 時間操作
最近板に縛り付けられることが板に付いたな 俺は何も分からない
何も覚えていない
叩いて音がなるだけだ バグ
俺から言わせてもらえば
みんなおかしいよ
持てない物を持とうとして
大勢でどうにか持ち上げて
上の連中が歓喜してる
みんな泣きながら気絶してる
どうなってるの?
どうなるの?
俺も泣いている
そして死にたがってる 栓抜き
もう飲み込められないくらい
沢山の肉を頬張ってる
窒息しそうだ
肉汁が喉に流れ込む
もう臭みしか感じない
俺の額からは汗が流れ
それは口に入って行く
目玉がくり抜かれ
唇が剥がれて行くような
錯覚を恐怖として捉えた
俺は馬鹿なんだ
分かってる
近くにあるビール瓶を掴む
ポッケの栓抜きを使ってみるか?
今に破裂するぜ 発した
言葉が
全て
釘に
なって
俺に
向かって
飛んでくる
痛えよ
痛えよ 死亡禁止
俺のまわりには墓標が並んでて
まだ生きてる奴らの名前もある
そして地面にはでっかく俺の名が
所々 模様みたいに刻んであった
俺は死んでいるのか
彼らは生きてるのか
何で生きているのか
そして俺はいかにして
彼らを自身の中で生かせられるだろう 立場
俺のことを
知らないという
馬鹿にするなよ
俺だって今あんたのことを
知ったのさ
いいか
俺はあんたの思っているような奴じゃない
括りつけるような真似は御免だぜ
あんたの思い通りになるなら
俺なんて既に誰かの言いなりなのだから
あんたはどうなんだい