いつか反故にされた約束を、そっくりそのままお前に返してやろう
苦しみ転げる無様な姿を、嘲笑いながら何度でも踏みつけてやろう
夢ありし頃の多幸感を求めながら、それが叶わぬ絶望に酔い痴れる
俺の歪な快感に、ありったけの共感と、大匙一杯分だけ同情をくれ
蒼い月が不気味に嗤う 知らない方が良いってこともあるじゃない
紅い奴らが無様に踊る 知らないからって逃れられるわけじゃない
いつか暴発する瞬間を見せてくれ、一緒に地獄の底へ墜ちたいから
指が離れないように、接着剤で強く絡ませ、どこまでもついていく
誘われるのは生か死か そのどちらでもない無為の境地に辿り着け