水の生まれた訳を知った時
君もきっと泣くのだろうか
夜を繋いだ末のスーパーノヴァ
そして夜の儚さに燃やされた

明日も恐らくここにあるだろう
傷はきっと癒えるのだろう
だけど呼吸をするには足りなくて
1人今も追いかけてまだ探す

エーテルの風に乗せて届けよう
果ててゆく光を

もう1度だけ またもう1度だけ
出会えた世界の色を教えてくれ
もう2度とない そんな結晶を
ひたすら手に秘めて 歌っていた


空を照らして散ったあの頃を
誰もきっと知らないだろう
そして離れた欠片それぞれが
求めあって今 星がまた1つ

この血も涙もきっと唯一な
素粒子の結合

もう1度だけ またもう1度だけ
出会える理由をここで手に入れたなら
もう2度はない そんな痛みだけ
ひたすら忘れずに 息絶えたくて


遠くの空 罪を重ねて
その影が燃えるのを見ていた
誰のせいでもないよ 僕もいつか
失うことに慣れていくから


もう1度だけ またもう1度だけ
出会えた世界の色を教えてくれ
もう2度とない そんな結晶も
いつの日か砕けてしまうのならば

1度だけ またもう1度だけ
出会える理由をここで手に入れたなら
もう2度はない そんな痛みだけ
ひたすら忘れずに 君を忘れずに


水の生まれた訳を知った時
君もきっと泣くのだろうか
朝に砕けた星の1粒が
夜の静けさにそっと零れた