十七回目の春とか四十四回目の夏とか何回目の秋とか、知らずとして読んでも
哀愁たっぷりじゃん。これはこれでちゃんとした一つの着想だと思うよ。
三連あって一連ごとに、幼いときからの時系列順になっている。それぐらいしか
工夫なんて見られないし、このばらばらの数列が絶妙さをかもし出してるとも思えない。(とは限らないけど)
それなのに妙に時空を越えて体感できる、これもまた一つの詩の種なのかもしれないね。
あとはこのアイデアから一歩進めるようにエスキスしていけばいいと思うよ。